一献の系譜の作品情報・感想・評価

一献の系譜2015年製作の映画)

上映日:2015年09月26日

製作国:

上映時間:103分

3.3

あらすじ

日本人の主食「米」と向き合い、目に見えない菌と闘い、 理想の一献を目指す。現代を生き抜く能登杜氏たちの、 酒造りへのこだわりと、挑み続ける理由とは…… 石川県能登半島を出身とする酒造りの昨日集団「能登杜氏。 そんな彼らの夏はというと……漁業や農業に勤しみ、自然と共に暮らす姿がありました。酒造りとは、農閑期となる冬、現金稼ぎのため仕事を求め働きに出たことが始まりだったのです。家族と離れ、辛…

日本人の主食「米」と向き合い、目に見えない菌と闘い、 理想の一献を目指す。現代を生き抜く能登杜氏たちの、 酒造りへのこだわりと、挑み続ける理由とは…… 石川県能登半島を出身とする酒造りの昨日集団「能登杜氏。 そんな彼らの夏はというと……漁業や農業に勤しみ、自然と共に暮らす姿がありました。酒造りとは、農閑期となる冬、現金稼ぎのため仕事を求め働きに出たことが始まりだったのです。家族と離れ、辛く厳しい現場で、蔵全体の行く末を左右するほどの責任が課せられるたった一人の選ばれし「杜氏」というポジション。その昔、酒を腐らせ自殺する者もいたと言います。 全国の杜氏集団の中でも、現在の吟醸酒の礎を築いた有名杜氏たち四人衆。「能登杜氏四天王」。彼らが築き遺したもの、それは後輩杜氏の中に息づいていました。 四人全員を師とする現役トップの杜氏、坂口幸夫杜氏と家修杜氏。そして、その下に続く、若手杜氏たち。その中には、能登杜氏始まって以来の初の女性杜氏のデビュー姿や、大きすぎる先輩の背中に追いつけないジレンマの中にある者も……。

「一献の系譜」に投稿された感想・評価

他の方がレビューされてるように、
内容構成としては、あっさり浅過ぎて残るものがなくイマイチでした。。

でも、普通は部外のひとは入れてもらえないような(菌類細菌類のコンタミ的な意味で)繊細な工程や、そこでの杜氏さんが米や麹と向き合う様子がしっかり撮らえられていて、
ドキュメンタリーとしては、貴重なシーンが多く、評価されるものなんだろなと。



杜氏さんがどういう思いで酒造りに関わってらっしゃるのか、
上映後のトークショーも合わせて知ることができて、良き機会でした
初めて映画監督の舞台挨拶を聞けると言う理由で鑑賞。
ドキュメンタリーではあるものの日本酒だけで無く杜氏に密着していたので多少のドラマ性もありました。
一つのことに人生を捧げた人はとても輝いて見える。
それが自分が望んでいない道だったとしても覚悟を決めることはすごい。

青々とした田畑、広い海、真っ白な雪…
穏やかで厳しい四季を越えて毎年出来上がるお酒は本当にキラキラしてキレイ。

杜氏さんが寝る間を惜しんで作るお酒をこれからは大事に頂きます。
たかこ

たかこの感想・評価

2.5
酒に人生を捧げた能登杜氏たちのドキュメンタリー。

日本酒の試飲とかで、蔵とかはいったことあるのでこういった過程で作られてるんだなぁ…とまじまじと見ていました。

ただNHK「プロフェッショナル 仕事の流儀」でよくないか?というようなかんじ。

杜氏の酒にたいする夢を追うなら、もっと人物を掘らないとなぁ。この仕事、こんな仕事です、という映画になってた気がします。
kunico

kunicoの感想・評価

3.2
杜氏とは、酒蔵のドン。
日本酒造りの責任者。
そんな能登に生きる杜氏さんの姿を捉えたドキュメンタリー。

私事ですが、先日日本酒を飲んで失敗しました。
夜中にトイレでKO負け、耐え難い二日酔い、立ち仕事なのに体がくの字に曲がってしまう。
そんな私にこの映画が教えてくれたこと、それは


日本酒は清く正しく美しく飲もう。


日本酒って、日本のお酒って書きます。
国酒なんですよね。
それを命を削って造っていく蔵人、杜氏。
特にこの作品ではご年配の杜氏が自分の技術や想いを若い蔵人に伝え、繋いでいく正に「系譜」な映画なだけあって、自分の体にムチを打って働くおじいちゃん杜氏が沢山出てくる。
寝る間を惜しんで24時間酒と向き合わなくてはいけない、朝の4時に薬を飲みながら黙々と働く杜氏。
布団まで辿り着かずコタツでイビキをかく杜氏。
ベテランといえど周りの期待にプレッシャーを感じまくる杜氏。
そんな人達の血と汗と涙の日々が日本酒を造り、支えている。
もうね、日本酒を飲む概念がガラッと変わります。
最後の一滴まで大切に味わおうと思う。

そしてこの映画で印象的なのが、自然と共存する人間が描かれていること。
冒頭にあるスクリーン全面雪景色の中での祈祷シーンは息を飲む美しさ、必見です。
たこの鷲づかみのシーンが一番よかった
杜氏の所作の美しさよかっこいい
Aki

Akiの感想・評価

2.5
題材は良かったけど、ドキュメンタリー映画としてはとっても微妙。
能登杜氏四天王、四天王全員を師とする現役トップ2人、その息子、もと酒メーカーの酒蔵ナンバー2の杜氏、初の女性能登杜氏、老舗酒蔵を守る夫婦、40年待たれた男などなどいろいろな杜氏が出てきますがどの人の深く掘り下げることなく気づいたら次の人に変わっていて、でなんだったの??って感じ。
一つのテーマに軸を置くでもなく能登の杜氏をただ無秩序にさらっと紹介していくだけ。前に出ていた人が忘れた頃にまた出てきたりとかなり話も散漫している。この映画を通してなにを伝えたかったかがいまいち見えてこなかった。もしくは、言いたいことが多すぎてどれもちゃんと伝わらない。と一つの作品としてのまとまり感がまったくない。
とはいえ、この映画を通じてもっと日本酒人気が高まって酒蔵も活気付いてくれるなら千円(映画ファンサービスデー価格)で見れば損はないかも