謎の巨木と、その傍らを走る交通のショットには、それ自体で一本映画が撮れそうなほどの力があった。
ただ、そう感じたのは、おそらく本作がドキュメンタリーだと事前に知っていて観たからで、ショットに対する期…
こんなに貴重な機会を作ってくれて映像にしてくれたの本当にすごいなゴダールとアントニオーニの語り何度も聞きたいくらいよかった
これからの映画業界についてみんないろんな見方をしていたけど、自身が監督とし…
映画は見えないものまで映像にすることができる。普通では見えないものも見ることができるのだ。驚くべきことだ。見えないものを見せるなんてね。そこがすばらしいと思う。
ジャン=リュック・ゴダール
名匠た…
テレビの台頭で映画は瀕死してしまうのか?という問いに対して映画監督が答えるインタビュー式映画
もう皆さん哲学者みたいな答えばっかりなんだけど、ミケランジェロ・アントニオーニて人のテクノロジーを絡め…
映画に対する考えを666号室で一人ずつ語っていく。熱く語る人や日頃から考えているんだろうなと分かるほど自分の意見を述べていく人、淡々と述べて部屋を去っていく人、国の情勢として音声で登場する人など人…
>>続きを読むこのレビューはネタバレを含みます
画面左手、奥に向かって走り行く電車。右手側を向こうから手前に走り来る自動車。その間に聳り立つ木。ありふれた偶然の風景は、カメラという意志とその木が歴史の目撃者だという恣意的な名付けによって映画となる…
>>続きを読むそれぞれの映画の未来への考えが面白かった
ちょうど今、彼らが危惧していた、誰でも家で映画を高画質で見られる時代になって来ているんだと思う。
ミケランジェロ・アントニオーニは今回の監督陣の中では高…