とある映画撮影チームが、資金不足で撮影を継続できなくなる。
監督は資金集めで離脱したプロデューサーの行方を追う。
登場人物の随所随所のセリフがこの映画についてメタ認知させる。
例えば、撮影監督の…
ヴェンダース初期作では誰もがまわり道したりさすらったりで無為な時間をだらだら過ごしてる。誰もが有意な何かを激しく求め、その激しさゆえ無為に空回ってる感じ。うんわかる…わかるよ、我が青春もそんな空回り…
>>続きを読む行き止まり、というシチュエーションを用いて停滞=物語が止まった時間 の中に人間を描くという試みは、キャスリンビグローの「ラブレス」とか北野武の「ソナチネ」とかに代表されるように魅力的な題材の1つなの…
>>続きを読む「酒場に来る者は大抵不幸」
「自然は明暗、光と影」
一貫しておどろおどろしい音楽に支配されるなか、陰鬱なサウンドとグルーヴィーなギターサウンドが合わさった劇伴が始まったりもして何とも言い難い雰囲気…
これも最高じゃないか!
閉鎖された海沿いの波が砕ける荒れ果てたホテル、完全にロケーションの勝利だ。
閉塞した空間、弛緩した時間の中に映画人たちを放り込む。知性を保つ女優、爛れた情事に走る男女、酒に溺…
メタ的な構造とか機知に富んだ台詞も多くて、面白い要素はあるんだけど、さすがに物語は退屈だった。
と思ってたら、最後に「物語が入ると生命が逃げるんだ」という台詞で締める。
作家性と商業、金と映画、物…
純朴な映画が好きって言っても心が一番動いたのは結局これでいいんだろって皮肉たっぷりなラストなわけで、、別に後に続くヴェンダースのナラティブな映画が好きかって言われたらそれはNOだけど。とにかくこの映…
>>続きを読むWOWOWで録画しておいたものを
超早送りでザーッと流し見した(笑)
流し見なのに、この監督らしさが垣間見れた(笑)この監督さんの映像の中の空気感が伝わってきた(笑)
なんかいいよなー
今度ゆっくり…