ことの次第の作品情報・感想・評価・動画配信

「ことの次第」に投稿された感想・評価

深緑

深緑の感想・評価

3.5
車で追っ手を巻くシーンの構図と音楽がとにかく良くて、そこだけ何度も観た。

深緑監督作がもし作れるのなら、あのシーンをそのまま流用したい。
tonemuff

tonemuffの感想・評価

3.2
この手の映画製作裏系の映画は安定してつまらないなあ。

サミュエルフラーとロジャーコーマンが出てきたところは良かった。
Nasagi

Nasagiの感想・評価

4.0
ヴィム・ヴェンダース記録⑨
SF映画を撮っている最中にトラブルに見舞われ、撮影中断になってしまった映画監督の苦労をつづった話。

映画監督の男が主人公ということで、当時のヴェンダース自身の思いを代弁させているっぽい。
ヴェンダースが本作を撮ったのも、ちょうど自身初のハリウッド映画『ハメット』の撮影が、プロデューサーだったF.F.コッポラの命令で中断(2度目)されていた期間だった。なのでたぶん頭の中ではハリウッドコノヤローとかコッポラのバカヤローとか考えてたんだろうな。

ただ、本作にあらわれている不満や疑問は、単なる当てこすりのレベルに留まらない思索的でおもしろいものになっている。またそのような「真面目くさった悩み」を抱えてしまうヴェンダース自身のことが、作中で一歩引いて冷静に見つめられているようでもあった。
撮影中断になった夜に、主人公のフリッツ監督は撮影クルーたちの前で演説を打つのだが、そこでのセリフは
「物語は物語の中にしか存在しない。だが僕の考えでは、人生は物語を必要としない。」

それに対してクルーの大半は「はあ?何言ってんだお前」的なリアクションをする。当のフリッツも自信満々に語っているというよりは、どこかヘラヘラした感じ。こういう小難しいことを言ってもなかなか他人には理解してもらえないだろうなということを彼もわかっている。
ちなみにこのシーンではクルーたちが一堂に会しているにもかかわらずスリーショット以上がほとんどなく、登場人物たちそれぞれの交流の断絶が強調されている。フリッツが話をしている部分でも、それを聞いているクルーたちは同じ画面に収まらず、フリッツの独演会みたいにも見える。

さらに、フリッツがプロデューサーと話をつける場面では、「物語がなけりゃ映画は作れない。壁がなくてビルが建つかよ?」と唱えるプロデューサーに対してフリッツは反論を試みるが、彼の語り口は弱々しく、相手の男も「ハリウッド、ハリウッド…」と歌を口ずさむばかりで耳を貸そうとはしない。
「物語は語れるが残念なことに、物語が入ると生命が逃げていくんだよ。物語というのは死の先ぶれだ。」
物語性を否定してありのままの姿(=ことの次第)をカメラに捉えたいというフリッツの主張は空しく響いている。もちろんこの映画自体も、物語性から完全に逃れられてるわけではない。ハリウッドが求めるような映画は撮りたくない。でもかといって純粋に自分が撮りたい映画を撮ろうとしてもうまくいかない。そういう映画作家の板挟み的な悩みがあらわれた作品だとおもう。


備忘録✍
モノクロの美しい撮影
音楽がしみてくる
『捜索者』の小説、『続・夕陽のガンマン』の口笛→カウボーイ(フリッツ)
ゾートロープみたいな格子ごしのショット
弁護士役にロジャー・コーマン
スタッフはラウル・ルイスの『領域』から流用→フィルム不足で撮影が中断してた
ttmtcd

ttmtcdの感想・評価

4.2
映像も曲もよいです
朝か夜かわかりにくく
明け方にみるのが好きです
Ken

Kenの感想・評価

3.0
映画には物語が必要らしい。

ジョンフォードやフリッツラング。

とりわけフリッツラングはヴィムヴェンダースがドイツ人だからかな?と思った。
サミュエルフラーがリスボンの酒場でバーテンに絡むところと俯瞰ショットで尾行を撒くところがよかった
まる

まるの感想・評価

4.1
ヴェンダースやりすぎよって思うことあるんだけど、ダメだ格好いいよ〜〜
こだわったとこのカット半端なく綺麗だし、じわじわ精神追いやってくるし飛んじゃうけど緻密な感じが良い、めちゃくちゃ高鳴った。普通に新しいと思う挑戦じゃん
最初の三分の一、わちゃわちゃ具合が面白かった。ラストの映画論も面白かった。その間はひたすら眠気に誘われる。ヴェンダースの映画は当たり外れハッキリしてるな〜。
Sashiwo

Sashiwoの感想・評価

1.0
これは個人的に一番良くないタイプの映画です。良くない映画で有名なのか、私がフォローしていてたくさん映画を観ている人も1人も観ていない。観なくていいと思う。議論の内容「映画に物語は必要か?」は面白いものを含んでいると思うが、これって論文で問題提起すれば良くない?映画じゃなくていい。もっと異様さを帯びたファスビンダーみたいな勇気と狂気もないし。止まるのではなく、カメラを持っている以上止まるのではなくアクション!と書いて、あれ?じゃあ最後めっちゃ良いシーンだったのかな。でもとにかく少なくとも一度目はつまらなくこの映画を見た。
nicoden

nicodenの感想・評価

3.7
名監督と呼ばれる監督は、映画監督を主役にした映画を撮る。
フェリーニ 、ゴダール 、トリュフォーなどなど、そしてそれをオマージュした作品もたくさんある。
最後の語りのシーンはなんともいい。
>|