『PERFECT DAYS』や『パリ、テキサス』でお馴染みのヴィム・ヴェンダース監督が著名な映画監督たちと“映画の未来”を語る今から約45年くらい前のドキュメンタリー。
今では名前を知らない人がいな…
「自分の人生を肯定できるような映画でないとね。思うに映像とはレントゲン写真みたいなものだ。それを見て不安になったり安心したりするわけだ。テレビというものはある種の"力"を持っている。政治の力、金の力…
>>続きを読むヴィム・ヴェンダースによるドキュメンタリー。1982年5月のカンヌ国際映画祭にやってきたさまざまな映画人をホテルの一室に呼び(それが666号室)、映画の現状について尋ねたインタビュー集。
録音機&カ…
このレビューはネタバレを含みます
未来が予見できているアントニオーニ、冷静だし的を得てる。
スピルバーグはお金のことばかり。
そしてヴェンダースは自分の見解語らんのかいっ。
テレビの脅威を語る80年代だけど、たった40年でもう…
- 私が生まれる前のどこかの時点で映画という言語が失われていて、既に死んでしまっている芸術なのだとしたら、私が観てきたものは一体なんだったのだろうかと悲しくなってしまう
- これは80年代前半に撮ら…
原題『Chambre 666』(1982)
監督・脚本 : ヴィム・ヴェンダース
撮影 : アニエス・ゴダール
編集 : シャンタル・ド・ヴィスメス
音楽 : バーナード・ハーマン、ユルゲン・クニ…
否応なしに変化する時代の流れに作家がいかに適応していくかがテーマと考えるとスピルバーグの回答は興味深い。その後も休みなく映画を作り続ける彼のタフさの根源が窺える。出てきて喋るだけでゴダール映画的な空…
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