大分まえに見たやつ。
小池真理子が原作で、その元になった写真家女性ソフィ・カルの作品からインスパイア受け打もの。
女が見知らぬ男を尾行するという実体験を元にした作品。
で、映画では、教授からその…
論文書くのにどんな方法論とってんだよ!とか思いつつ、哲学修士の女の子の可憐さを楽しんだ。
個人的には冒頭のコンドームのくだりは、彼女が尾行した相手から言われたお叱りの言葉に通じているように感じた…
門脇麦ちゃんのおどおどしい演技が凄く好印象でした。
全てがうまくいっている関係など本当はないんじゃないのかと感じてしまう映画でしたが、なぜ卓也に言えなかったのかがよく分かりませんね。
自分の中の何か…
大学生の珠は、教授に修士論文の題材に尾行を提案される。
それは、理由がない尾行であった。
誰をつければいいのか迷っている珠の前に隣人の石坂が現れる。
いつも目にする石坂は家族思いの良い父親であったが…
哲学の論文のために人間の存在の意味を探る女の話。
カミュは世界は不条理であると考えている。この映画も多少カミュの理念が見える。
ラブホに主人公のあるセリフは
「私の大切な人はどうしていなくなっていく…
(C)2015「二重生活」フィルムパートナーズ