泣いて泣いて泣き疲れた。
夏から楽しみにしていた本作。映画生活からしばしの休憩を経て、久しぶりに観た作品は最高のデトックス作品でした。
呉を舞台に激動の時代をくぐり抜けたひとりの女性の物語。
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・喰らった…ゆるふわ絵柄とはいえ戦時映画なのだからクライマックスは想像できたのに。「戦時中でも蝉は鳴く」ところから日常を、すずさんの「普通 」を侵す戦争が恐ろしい。あまりに戦争が自分ごとになり、今夏…
>>続きを読む歴史に対して否定や肯定の感情が先行することもなく、悲劇ばかりあるわけでもない。オシャレもするし、お祭りもある。
どんな時代でも人が生きて生活があるということは、それだけ多層的で魅力的で、そして重みが…
今年戦後80年ということでふたたび観た。とてもテンポが良くて見やすかった。「悲しくてやりきれない」をopに使うところも良い。日常生活を描くことによって、そこに垣間見える戦争を感じて怖かった。時代関係…
>>続きを読む戦後80年の時の流れがあり、直接その戦争を体験していない私にとっては、太平洋戦争を歴史の一部として、過去にあった出来事として認識してしまっていたところがあった。
けれど、そういう大きな出来事である…
© 2019こうの史代・コアミックス / 「この世界の片隅に」製作委員会