主人公のすずが初めて呉に渡る際の駅の数々は毎週自分が授業をしに、呉に行く行き方と全く同じでした。もうそれだけで、目の前に数十年前と今とが交差したような感覚になって涙が出た。
2年前に戦争を体験した…
― この街では皆誰かを亡くし探している
素朴で無邪気なすずの振る舞いと、過酷で悲惨な戦争がやんわりと描かれ、なんともいえない無念さが、じわじわとこみ上げてきてくる。毎年暑くなると思い起こすこの史実…
この世界の片隅に
おすすめできないアニメ映画
日本中で大ヒットした映画。
俺的には魅力がわからなかった。ただ、面白いだけがアニメーションの評価軸じゃ無いから。歴史を通じて未来へ継承していく作品とし…
(C)こうの史代・双葉社/「この世界の片隅に」製作委員会