チリのアタカマ砂漠の二面性を様々な角度から抉り出す。世界各国から天文学者が集い遥か彼方の宇宙を見つめる、その一方でピノチェト政権により葬られた大切な人の遺骨を探す被害者達の使命。光と闇、宇宙と地底、…
>>続きを読む高地の砂漠に建つ真っ白な天文台は、古代の神殿のよう。
『コンタクト』の砂漠の場面を思い出したり。
澄んだ空気の地から観測された、彼方の銀河の神秘的なこと。
チリのアタカマ砂漠の天文台に届く光と、同…
星空や砂漠の景色がとにかく美しく映されていて圧倒される。
天文学、考古学、過去を過去にしきれない人々の想いが混ざりあって感じ取れ、アタカマ砂漠の秘密に惹かれた。
「正確には現在は存在しない」という…
天文学、考古学、そこからチリの独裁と虐殺の歴史へと移行していく手腕。
画面にきら星が舞うという、あざとい演出もありつつ。
布に包まれて茶色に変わった死体が清潔な部屋に"資料的に"保存されている映像…
独裁政権時代の闇を星の光が包み込む。写真と詩を繋ぎ合わせたようなドキュメンタリー。
ひとつ解っても4つ解らないことがでてくる魅力を語りながら、はるか昔のロマンを解く天文学者と、わからないだらけの中…
天文学の研究が盛んなアタカマ砂漠
学者たちが空の先を探し追い求めてる地上では、虐殺された家族の骨を探す遺族がいた
一見まったく別の話のようだけど、いろんなものを超えたところで少しずつ繋がってく様子…
天体望遠鏡で遠くを過去を見続けてきた人たちと広大な砂漠をひたすらに少しでも残ってはいないかと探す人たち
同じ過去を振り返ってはいるけれど、天文学は振り返ったとしてもその日眠る事ができる けれど探す人…
考古学と天文学という一見関係の無いような2つだが、チリの奴隷とされていた人達のこととからめることで以外なところで共通点がでてくる。
例えば今の天文学者の親は監獄に入れられていたなどや、人間の骨になっ…
チリ・アタカマ砂漠
星の歴史、人類誕生の謎を探る天文学者達と広大な砂漠で家族の骨を探す人達
映像がとても美しい。
クリスチャン・ボルタンスキーの展示でもアタカマ砂漠に生える葦達にたくさんの風鈴を付け…
(c) Atacama Productions (Francia) Blinker Filmproducktion y WDR (Alemania), Cronomedia (Chile) 2010