ラスト以外は正直どうでもよかったです。味噌の味がほとんどしない味噌汁って感じの映画でした。
アンナがどうしても生きている人間のように見えなかった(もうすぐ死ぬ人の雰囲気がしっかり出ていたというよう…
シャンタル監督の作品はこれまで二作品見たので、芸風は理解していたつもりだが、やはり「苦行」と言っていい内容に辟易、って作品。
ストーリーの無い長回し多用の実験映画的な作りは、監督の芸術に対する姿勢…
このレビューはネタバレを含みます
アケルマン3本目。
映像はとても良かった。
真横からのカットは多過ぎて鬱陶しく感じた瞬間もあった。むしろ冒頭や、列車の扉や、終盤の男性の運転する車のような、後ろから正面へ真っ直ぐ奥行きを映しているよ…
本来ロードムービー大好き、しかも静かに気持ちが移ろうような作品はウニの軍艦くらいに大好物のはずなのだが、なぜかシャンタル・アケルマンの作品とは全然好みが重ならない... 作られた絵画のような構図の中…
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