アンナの出会いに投稿された感想・評価(★4.1 - 5.0)

『アンナの出会い』に投稿された感想・評価

Beaip
4.5

自分が他人の孤独や淋しさの穴埋めであることの虚しさ。話を聞くという思想と欲望の一方通行。アンナは"Oui"としか返さない。"女は結婚して子どもを生まなきゃダメ"。会話は時間を消費するだけの手段に成り…

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4.5

【鑑賞メモ】
駅。
ホテルのエントランス。
車窓。
雨に濡れたプラットフォーム。
駅。

シンメトリーとシークエンス。
さりげなく、でも精緻に左右対称な構図。画面の中で静かに、淡々と繰り返される動き…

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洋洋
4.5

このレビューはネタバレを含みます

この時代にも、すでに無神経に女の幸せは結婚して子供を産むことであると言われることに対する鬱屈を描いている映画があったのかという、絶望と希望を抱きました。

主人公の若くして成功した女性監督をアケルマ…

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toch
5.0
自分が他人の孤独を紛らわす(だけの)存在になっている時に感じる孤独感ってあるよな、と思った。それで逆に自分もそれを他人にしてしまったりとかして。
wef
5.0
4回ぐらい見てめっちゃ好きかも
停止と移動、不在と存在、開いて閉める、話して聞く
木
5.0

このレビューはネタバレを含みます

出会い、っていう言葉に前向きなイメージ持ってるけど、そうじゃない事もあるな。
アンナのずっと彷徨ってる視線。

薬局行くとは思わなかった。

センスの塊。
4.5

◎ 電車や駅の夜の静かな臨場感が上手くキャプチャーされている。人生のやるせなさやどうしようもなさ、、
ケルンからブリュッセル、パリと転々

アンナが歌う場面とか好きなシーンがかなりあってあがった!何…

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4.8

類稀な構図の美しさ。あらゆるショットが途轍もない引力を持ち、その連続によって我々は彼女の映像の内部にトリップする。
人との出会いと関係性とそれによる感情の揺れ。これらはアンナの宙吊りにされた自己存在…

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なこ
4.5
投げかけられる言葉にアンナが反論もせずただ受け止める。言葉の意味を深く考えさせられた。
最後に観たシャンタルアケルマンの作品が、この映画でよかったと思った。
4.5

【千年の孤独】

シャンタル・アケルマン監督がロードムービー仕立てで描いた1978年の作品。

〈あらすじ〉
映画監督のアンナは最新作のプロモーション活動のため、ヨーロッパ各国を巡る旅をしている。ド…

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