アンナの出会いに投稿された感想・評価 - 2ページ目

『アンナの出会い』に投稿された感想・評価

オーロール・クレマンがシャンタル・アケルマン監督自身を思わせる映画監督を演じる。
対象に対して正確に正面か平行のカメラアングル、出来事の、あるいは交通機関を乗り換える「間」そのものが密度の高い表現に…

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Supernova

Supernovaの感想・評価

4.2

「人間は無力だよ。どんな流れにも逆らえない。」

『ジャンヌ・ディエルマン』に比べて抑えめな色調だけど、シンメトリー構図の使い方とか全体的なシネマトグラフィーの完成度は上がってるから、個人的には好み…

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Yuta

Yutaの感想・評価

4.2

TarにオマージュシーンがあるとSNSで話題になっていたのはこの作品だったか。主人公の風貌もTarっぽい。
アケルマン作品の中では珍しく移動や展開が多くて見やすい。
女性に生き方を強制する社会、母と…

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BOB

BOBの感想・評価

3.8

シャンタル・アケルマン監督のドラマ。

最新作のRR活動のため、西ヨーロッパ各国を巡っている女性映画監督が、滞在する先々で出会いと別れを繰り返す。

「心配無用よ。」

映画監督として成功し、社会的…

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このレビューはネタバレを含みます

ロードムービーの趣で何処までも付いて回る孤独。主人公や家族の話など「家からの手紙」や「ノー・ホーム・ムーヴィー」で見たようなエピソードが有り自伝的要素が強いのでしょう。シンメトリーと横移動が印象的で…

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MCATM

MCATMの感想・評価

5.0

駅のホームをシンメトリカルに映したオープニングのショットから圧倒的。群衆が階段を降りていく階段を、主人公だけがその後ろにある電話ボックスに入り、架電の様子。かくしてこの物語は、電話に始まり、電話に終…

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リアルすぎるから退屈だけどいい映画。

最後の留守電のシーンはかなりいい。
anna

annaの感想・評価

4.0
主人公のアンナという人物の真ん中にある虚無感を、周囲の人間たちが、精一杯言葉にしたり、行動に起こしたりしている...そんな風にうつった。
シンメトリーの構図になるたびに、静かに胸が高鳴った。
ひたすら話しかけられる

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