どこまでも孤独なんだなと感じた瞬間すげぇ辛くなったけど、それはみんな同類で、誰もが分かり合おうとしたりするけど、一方的に語るだけであって誰もが自分のことしか考えていない、というか考えられないんだと強…
>>続きを読む自分が他人の孤独や淋しさの穴埋めであることの虚しさ。話を聞くという思想と欲望の一方通行。アンナは"Oui"としか返さない。"女は結婚して子どもを生まなきゃダメ"。会話は時間を消費するだけの手段に成り…
>>続きを読むタイトル通り、3日間の間に人との出会いと別れを繰り返して、ドラマチックな期待しつつも言ってしまえば何も起こらない。いや、でも実際は視認できない何が確実に画面の上では起こっている様な。
リアルな時間の…
ouiが印象的な主人公のアンナ
アンナは聞き役に回ることがほとんどで、みんな幸せについて話している印象だった。
アンナが聞き上手なので、みんな本当によく喋る。でも、アンナにはどこか上の空。
奥さんに…
【鑑賞メモ】
駅。
ホテルのエントランス。
車窓。
雨に濡れたプラットフォーム。
駅。
シンメトリーとシークエンス。
さりげなく、でも精緻に左右対称な構図。画面の中で静かに、淡々と繰り返される動き…
この時代にも、すでに無神経に女の幸せは結婚して子供を産むことであると言われることに対する鬱屈を描いている映画があったのかという、絶望と希望を抱きました。
主人公の若くして成功した女性監督をアケルマ…