カメラワーク含め、映画としての色気は充満。
ただ、一方に偏り過ぎた視点、ジョニー大倉の大根ぶり、日本人役者のド下手なハングル、ありきたりのストーリーにやや気が削がれる。
まさか75年当時を舞台に…
このレビューはネタバレを含みます
「キャロル」のメンバーだったジョニー大倉=朴雲煥は、この作品で日本人の仮面を外し、初めて本名を名乗った。そのため、ラジオのレギュラーを降ろされたということだ。
40数年も前『パッチギ』や『GO』よ…
中国や韓国では反日ドラマ、抗日ドラマというジャンルがある。
この映画はそれを日本で作っちゃいました。という作品。
韓国人は優秀で性格のいい人物として描かれるが、日本人は野蛮で残虐な頭のおかしい人間…
二つの国の間で揺れ動く当時の若者の悩みや葛藤が伝わってくる。民族意識の高さは国民性なのか、歴史的背景なのか、時代なのか、なかなか理解が難しい。
登場人物が感情的に描かれるのは良いとしても、すぐ手がで…
山本(ジョニー大倉)は見投げした在日コリアンの女性を助け仲良くなっていく
彼女は民族意識が高く本名や在日を隠して生活している山本とは正反対だった
ひかれ合いながらも民族的な意識の違いで反発してしま…
見始めて初めてジョニー大倉にそっくりな人だわぁと思ったら本名(韓国名)で出ていたジョニー大倉であった。
ジョニー大倉は芸能界でも在日であることを隠していたが、この映画によってカミングアウトしたためラ…