ヤドカリは成長し、セミは僅かな期間で生涯を終える。人間は懸命に生き、そしていつか死ぬ。脆く儚くも人間は不完全だからこそ愛おしい。
傑作が多いと言われる2016年の邦画。
この作品は段違いに良かった…
人生とは、他者である。アイツみたいに堕落しないと気がつけないようなことを、映画を通じて学ばせていただいた。アイツはもちろん奥さんと向き合えてなかったし、仕事とも、不倫相手とも向き合えていなかった。怠…
>>続きを読むオープニングの出演者の一文字だけチカチカ灯る演出も、タイトルの入り方も、すべてが好き。初っ端から溢れ出るモッくんのクズさ。あと宗教の勧誘的な留守電を残す木村多江さんの声こわい。「ぐるりのこと」の木村…
>>続きを読む幸夫は最悪だけれど、心を入れ替えるのに遅すぎるなんてことはないね。
先週行った草月会館のカフェがロケ地だったり、話題にあがった竹原ピストルが出ていたり、なんだかタイムリーだった。作品の至るところで…
(C)2016「永い言い訳」製作委員会