日本列島の作品情報・感想・評価(ネタバレなし)

『日本列島』に投稿された感想・評価

和製社会派サスペンスNo.1。
日本でこういう映画が撮られると十中八九が思想押し付けのファンタジーに成り下がってしまうが、本作は別格の凄みとリアリティで夢中になってしまう。例え自身のマインドポジショ…

>>続きを読む
Djin
4.0

いやー前々から気になってたけど観たらびっくりした!
今にも通ずる作品で、是非ともカラー化希望w

フィジカルなアクション無き、静かなスパイポリティカルアクションとでもいうかw
ナチの残党と言うか、戦…

>>続きを読む
3.7

熊井啓監督が描く社会派サスペンス。
当時の日活のエネルギーを感じる。モノクロ。主演がなんと名優宇野重吉。(彼の主役の映画は多分初)そう寺尾聰のお父さんだ。いやー渋い。

1959年。埼玉県にある陸軍…

>>続きを読む
3.8

一寸の緩みもないガチガチの社会派作品でした。
戦後の有耶無耶になった未解決事件がベースなので、観る側のモヤモヤは解消されません。
宇野重吉さん、鈴木瑞穂さんがさらに重厚さを加え、芦川いづみさんは1輪…

>>続きを読む
HAY
3.5
記録
4.0
戦前の日本軍の闇と戦後の米軍の闇の結託。どんどん死にます。左翼ではなくこの筋から安保闘争を見せられると説得力しかない。
二谷英明が珍しくまともな演技。嫌味なほど国会議事堂をバックに撮ります。

宇野重吉(秋山)
芦川いづみ(伊集院和子)
二谷英明(原島)
黒崎=鈴木瑞穂 
宮川=武藤章生 
川北=庄司永建 
服部=平田守 
涸沢=大滝秀治 
警視総監=下元勉 
サミエルの弁護士=伊藤寿章 …

>>続きを読む

骨太な社会派作品。宇野重吉の抑えた演技が作品の質を高めている。
一人の米軍将校の死から日本に巣食う暗部が見えてくる。今でも話題になる「スパイ防止法」が日本には無いため、外部諜報機関からすれば日本はス…

>>続きを読む

25.01

社会派ドラマ。
総じてこの時代の作品は、骨太傾向がある。

今作は米国に対してのプロパガンダが色濃く見える。
日米安保デモもチラリ。
と同時に日本の国としての自立も。

印象的なシーン…

>>続きを読む

心底後味が悪い、実在の未解決事件を題材にした社会派サスペンス。
昔はこういった骨のある作品が多かった、だから映画界に活気があったし気概もあったと思う。
不審死からはじまり、戦後の混乱による行方不明、…

>>続きを読む

あなたにおすすめの記事