和製社会派サスペンスNo.1。
日本でこういう映画が撮られると十中八九が思想押し付けのファンタジーに成り下がってしまうが、本作は別格の凄みとリアリティで夢中になってしまう。例え自身のマインドポジショ…
フィルムノワールであるのに当の主人公の探偵が殺害され。その死でおわるトンデモ映画。それでもフィルムノワールであることをやめないところがまたフィルムノワールらしい。いや。だからこそ。それゆえに。フィル…
>>続きを読むいやー前々から気になってたけど観たらびっくりした!
今にも通ずる作品で、是非ともカラー化希望w
フィジカルなアクション無き、静かなスパイポリティカルアクションとでもいうかw
ナチの残党と言うか、戦…
熊井啓監督が描く社会派サスペンス。
当時の日活のエネルギーを感じる。モノクロ。主演がなんと名優宇野重吉。(彼の主役の映画は多分初)そう寺尾聰のお父さんだ。いやー渋い。
1959年。埼玉県にある陸軍…
一寸の緩みもないガチガチの社会派作品でした。
戦後の有耶無耶になった未解決事件がベースなので、観る側のモヤモヤは解消されません。
宇野重吉さん、鈴木瑞穂さんがさらに重厚さを加え、芦川いづみさんは1輪…
宇野重吉(秋山)
芦川いづみ(伊集院和子)
二谷英明(原島)
黒崎=鈴木瑞穂
宮川=武藤章生
川北=庄司永建
服部=平田守
涸沢=大滝秀治
警視総監=下元勉
サミエルの弁護士=伊藤寿章 …
骨太な社会派作品。宇野重吉の抑えた演技が作品の質を高めている。
一人の米軍将校の死から日本に巣食う暗部が見えてくる。今でも話題になる「スパイ防止法」が日本には無いため、外部諜報機関からすれば日本はス…