このレビューはネタバレを含みます
私が世界の情勢や近代史に無知なだけだがこの映画を見るまでこの事件もチリという国の歴史も知らなかったし、それを知れたことも大きかったがそれ以上に国も時間も超えて今生きる人々へも響く、他人事ではない普遍…
>>続きを読むクローズアップがきち〜。一部のラストなんかこの大仰編集じゃカメラマンダシに使ってるようにしか見えんて…。
三部は編集に衒いがなくなってて好きすね。群衆がしっかり見えるというか。あと人力車?の滑走シー…
本物の民主主義と自由を求めた人々と、本物の民主主義と自由を知り、それらを国民のために成そうとした大統領が、かつてチリに存在した。
そしてついに本物の民主主義は産声を上げ、世界にその成長と「本物の民主…
硬派なドキュメンタリーでとっつきづらいところもあったが、新谷さんという研究者の解説で製作経緯や構成が理解できてすっきりした。こうした金字塔的なドキュメンタリーを撮ったあとも終止符を打つことなく、その…
>>続きを読む人民勢力の萌芽
プロレタリア階級による意識改革
搾取されることに妥協を見せる人間
そうではなくて
自立してこその労働とする
まさに原点回帰
サルバドール・アジェンデ大統領は
反帝国主義であり平和革…
クリス・マルケルへのいや増す信頼感
そこに「語るべき事実」のある限り
1,2部の「9/11」に向けて加速されてゆく圧倒的ストーリーテリング(Shootしていた者の視点で"Shoot"されて第一部が…
本当の悪者(左翼政権を打倒し新自由主義を根付かせようとするあまりファシズム政党にまで資金援助をしてしまう帝国主義の権化=アメリカ)の顔は全く見えず、市井の人々に対するインタビューが延々と続いていく。…
>>続きを読む(c) 1975, 1976, 1978 Patricio Guzmán