親友・薫の死を受け入れることの出来ていない漣(仲野太賀)は薫が残した"女性の絵"を頼りに薫が自殺した土地へ向かう。
仲野太賀の圧倒的演技力。フツフツとした苛立ちと無感情さを前面に溢れる演技が圧巻。…
非常にリリカルな作品。
一年前に遠くの地で自死した親友の薫(小林竜樹)一周忌の席で彼の両親から彼が描いた絵を渡され、その絵の彼女に彼の死を伝えに行くことを決心する漣(仲野太賀)
埋められない喪失感…
太賀くんの出演作は全部観ることにしている。
それも主演となればなおのこと。
だけど、これは正直イマイチ物足りない作品でした。
太賀くんはいつも通り良かったし、映像、音楽も素晴らしかったんですけどね…
絶望に追いつかれそうになったので観た、でもなんか不思議とサラリと観れてしまったなぁ
彼はなぜ死んだのか、彼が最期に書き残した絵にその理由があるんじゃないか。そんなふうに、私たちはついつい何事にも意…
タイトル通り「生きる」ということは、絶望に追いつかれないスピードで走り続けることなんだろう。
人間は自分の立ち位置と追ってくる絶望との距離感を常に測りながら、自分が走る速度を調整しているんだと思う…
太賀くんのことがもっと好きになる映画。
圧倒的演技力。役者さんって本当に凄いなと久々にしみじみ感じた。
邦画だからこそ伝わる日本人の感性。
無数に光が強調されてて、光が当たらない箇所とのコントラス…
©『走れ、絶望に追いつかれない速さで』製作委員会