ろくでなしに投稿された感想・評価(★3.1 - 4.0)

『ろくでなし』に投稿された感想・評価

3.9
35mmフィルムで鑑賞。
津川雅彦のハードボイルドアルバイト

吉田喜重(当時27歳)の監督デビュー作。同年の「青春残酷物語」(1960)と共に日本ヌーヴェルヴァーグの先駆とされた一本。

1960年東京。卒業を控えた大学4年生3人の空虚なモラトリアムの日々をを…

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あぁ
3.3

ラストがまんま勝手にしやがれで笑った。しかし劣化版であったが。

全てに飽き飽きしてむしゃくしゃした若者たちの話なのに、肝心の疾走感がどこにもないのがびっくり。真面目な文学青年が書いたような脚本。

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a
3.6
主役として下品な男性キャラクターの台頭。
昔の男性も今の男性も変わらない。
3.3
最後挽回した、終わり方いい
「遊びだよ」って言いたい
音楽もよかった
S
4.0
ヌーヴェルヴァーグの風吹いてる。ひん曲がった青春。同年公開の鈴木清順『すべてが狂ってる』思い出す。
Benito
4.0

【 監督 吉田喜重の誕生、東京1960年 】

1960年3月にパリ、そして間もなく東京でゴダールの「勝手にしやがれ」が公開された。

この吉田喜重の監督デビュー作品「ろくでなし」は1960年7月に…

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吉田の初監督作品。脚本も吉田のオリジナル。社会に反発する4人の大学生。反抗的生き方の末路を描いた。

50年代の風俗の貴重な記録。
主なロケ地は丸の内と思われるが60年代に入ると戦前の建物が建て替わるので見当がつけ辛い。最後でようやく丸の内八重洲ビルと古河ビルの間(現丸の内パークビル・現在道はない)…

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冒頭は全然興味の持てない話の進め方でしんどかったが、吉田喜重の冷淡で二ヒリスティックな台詞回しと成島東一郎のショットの正確さでどんどん面白くなっていく。ラストは意図せず『勝手にしやがれ』っぽくなって…

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