この頃は日活最盛期。松竹ヌーベルバーグったって中平康を越えられない。日活に対抗出来たのは、監督では篠田正浩、俳優では三上慎一郎、桑野みゆき、加賀まりこ、岩下志麻ぐらい。未だに「狂った果実」の足元にも…
>>続きを読む吉田喜重の初監督作品。ラストで撃たれた津川雅彦がオフィス街でよろめくシーンはもちろん素晴らしく、川津祐介たちが遊んでいる逗子の海岸に高千穂ひづるが金を届けに来るシーンの構図も独特で印象に残った。ダン…
>>続きを読むこのレビューはネタバレを含みます
学生のボンボンや彼にたかる人達も皆ろくでなし。
ボンボン会社の秘書も学生に惚れちゃって強い女ほど脆くなっちゃうね。
ラストのすんごい勝手にしやがれ感。ヌーヴェル・ヴァーグを意識した吉田喜重のデビ…
モラトリアムの渦中にいる若者が自身のアイデンティティを模索する過程を描く。その饒舌な自己主張から社会に対する諦観を覗かせるのだが、行動がイマイチ釈然としないので共感する域まで辿り着けないまま終幕する…
>>続きを読む津川雅彦の空虚なキャラは、他の太陽族映画のソレともまた違う特異なもの。
これの行き着く先が渡辺文雄演じる空っぽの男なんだろう。
若い津川雅彦にはヌーベルバーグ的結末が用意されているが、もう中年の渡辺…
ラスト、まさにヌーヴェルヴァーグだ。『勝手にしやがれ』を思い出した。
人生にそんな絶望失望しなくてもいんじゃないかなぁ。かと言って、開き直って遊びまくるのも、つまらない。
斜に構えたり、世の中を冷…
「ろくでなし」
冒頭、初夏のオフィス街。一台の車が歩く女に“乗れよ”と声をかける。あの高慢ちきめと言う男、大学生の秋山俊夫。パーティー、停電、暗闇、マッチの光。人間の欲望、青春を過ごす…本作は…
ニヒリズム合戦て感じの内容で津川雅彦のツラがコントラストが効いた白黒画面に映える。
でもそんなに特筆することないかな…。音楽も平凡だし。オカマリも出てこないし…。
朝はミルクにチョコレートで夜はキン…
松竹株式会社