中身のない、だがこれ以上ないくらい真剣な痴話喧嘩。二人の汗ばんだ肌と、互いの身を焼く様な目つきが良い。(特に序盤のヤクザとの喧嘩のあとの川辺の一幕)
セール売りかの如き気前の良い張り手の応酬と喧嘩沙…
ショットが響き合って意味を生んでいた。その意味とは、生まれて、死んで、蘇って、また死ぬということだ。二人の男女が出会ったときそれは生まれ、子どもを堕ろせと言われる長回しのシークエンスで死に、堕胎手術…
>>続きを読むこのレビューはネタバレを含みます
『青春残酷物語』:1960年、閉塞と自滅の記録
1. 鮮烈な色彩と「隔離された」個の情景
物語は、1960年の日本の街並みを、当時のカラーフィルム特有の高彩度な色彩とシネスコサイズのワイド画面で…
大島渚監督作品初視聴。大島監督といえば官能的なものが多いイメージがあり、苦手だと思っていたがこの作品は普通に楽しめました。大島監督作品苦手じゃないかも、なんなら好きかも
当時の若者たちを学生運動な…
言わずと知れた大島渚の代表作。
鮮烈な映像のなかで描かれる自分の欲望を貫き通そうとして生きる男女の若者の姿には、公開された1960年における青春の像がしかと刻みつけられている。それゆえ、不朽の青…
俺たち、自分を道具や売り物にして生きていく他ないんだ。世の中がそうなってるんだ。俺1人、いくら頑張ったって…。
【感想】
日本ヌーヴェルヴァーグと評される本作、ゴダールらの影響下に存在しているのか…
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