共同幻想が成立し得た時代には、このような作品にカウンターとしての存在意義があったが、共同幻想が崩壊し(あるいは忘れ去られ)、逆にこれらの作品を参照してその後数多くの映画・ドラマがつくられると、それが…
>>続きを読む序盤と後半の訳の分かりにくさといい、間のすっ飛び方といい、自由にやってるなぁとは思いました。
けどそれらが些細なことに思えるほど、ヒロインの容姿に魅力を感じれなかったし、ファッションとか背景美術の色…
政治にせよ安保にせよ、社会への怒りなんてものはそのまま表したところで別に恥ずかしいことでもないけどもスタイルたりえることはない。そのぶん『ろくでなし』のほうが格が上だというのが60年代の大島渚に対す…
>>続きを読む安保反対デモはほとんど本物のデモ隊ということで凄い映像。
貴重なもん撮ってるなぁ。
ストーリーは無軌道な若者たち、みたいな感じではっきり言って面白くなかった。
この作品がそういうタイプの先駆者らし…
男女がセックスしたりウダウダ管巻いたりするだけなんだけど、資本主義批判とか安保理闘争に代表される社会への反抗とかのテーマが深く刺さっている。
金持ちを打擲して得た金で、金のありがたみを実感していくと…
ゴダールも絶賛した作品だけど、勝手にしやがれに比べると薄っぺらく、躍動感に欠ける。
50年代のにっかつの裕次郎映画からの非連続的な進化を感じない。
小津、溝口、黒澤の延長でポンと単発で、アプレゲ…
主役の男の人格設定が破綻している。おろせと言っといて、まだ愛してるつもりはないだろう。
頭でっかちの左翼学生の書いた三文小説を読まされてる感じ。いっそピカレスクロマンにしたほうがスッキリしてるしカタ…
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