星を持つ男の作品情報・感想・評価(ネタバレなし)

『星を持つ男』に投稿された感想・評価

3.8

オチは気に入らないが、そんなことはどうでもよく、「思い出」というものがもたらす作用を完璧に描き切る胆力があった。

序盤からテンポよく「街そのものの回想」が始まる。ショットを彩る全てが豊か。

街を…

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わ
-
子ども2人が荷車の藁に寝そべって空見るところ

よくできた話で……。

『私はゾンビと歩いた!』しか見たことのなかったジャック・ターナー。そういう視点で見ると、確かにどちらも『溶岩の家』に影響を与えているような気はする。

しかし聖書という色んな…

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聖書と信仰で闘う牧師を描いた西部劇。非暴力主義で、当時主流のドンパチする映画とはまるで異なるところが新鮮。
見事に綺麗(なストーリー展開、撮り方)


ペドロ・コスタのカルト・ブランシュ
杏奈
2.5
納得いかねー
Sari
4.0

ジョン・ターナー監督による、西部劇の枠を超えたヒューマニティあふれる傑作。

南北戦争の後のまもない時代、ウェールズバーグという小さな南部の町に、聖書と拳銃を携えた牧師ジョシア・グレイ(ジョエル・マ…

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4.0

冒頭のナレーションは、本作が失われた素晴らしき日々の出来事を語るファンタジーであることを明示する。そして性善説的ラストのご都合主義、キリスト教的宗教観を正当化する。
畑への襲撃も、瀕死の女の部屋に流…

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アメリカ的古き良き日々、good old daysの体現。
町にやってきた牧師が、町に欠かせない人物になる。それを、牧師の義理の息子の立場から語っていく。病気に対する信仰、黒人差別に対する言葉、不信…

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