哲学が必修科目で、自ら考え活動を行うその意力自体を純粋に尊敬する。政治的な発言はせず哲学の領域からアプローチをかける、その線引きと姿勢がいかにも哲学教師。
イザベルユペールとパンドラちゃんが良い。1…
人生にはどうあがいても身動きが取れなくなる瞬間がある。でも逃げずにちゃんと向き合っていれば、出口は見つからずとも次はある。
“Things to Come”英題が素敵だった。邦題は”未来よ、こんにち…
『ベルイマン島にて』のミア・ハンセン=ラヴ監督作品。
イザベル・ユペールが高校の哲学の教師ナタリーを演じている。フランスの高校では″哲学″が独立した科目になっているんですね。さすがサルトルとボーヴォ…
「欲望は希望であり期待となり、叶わなくても永続し得る」。ルイ・マルの「鬼火」でも自殺に向かう主人公が「大人になるには欲望が必要だ」って言ってたね。
何もうまくいかない日があるし、何をしてもだめな週…
哲学まあまあ興味あるし〜。私ももう41歳だし〜。バツイチになったし〜。と思って観てみたけど、大人の映画だったぁ〜。コツコツ歩く音が気持ち良くて、主人公の女性が美しくて、ずーーーっと観てられるけど、娘…
>>続きを読む「人は他者の立場に立てるか?」
「好きな人ができた」と突然夫に告げられた直後、悩みの種だった母の急逝で急に一人ぼっちになってしまった哲学教師のナタリーに流れる時間を淡々と描いた映画
一人間の悲劇と…
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