アメリカ製作特有の浮つきが緊迫感を消去
まず戦中ポーランドを舞台としているのに現地人が英語という点で好ましからざる予感。そして米国映画でよく見る俳優陣が顔を出すにつれ、これはアメリカが大きく絡んで…
N・カーロ『ユダヤ人を救った動物園~アントニーナが愛した命~』(16)。「動物園管理者の妻」(原題)が、独逸兵に強姦されたユダヤ人少女に「人は何を考えているか解らぬが動物は解る」と兎を手渡すとき、少…
>>続きを読む"事実の重み"と"映画としての面白さ"は別モノなので悪しからず。
題材的に気合い入れて作っているんだろうけど、脚本的にも演出的にも雑な印象で(説明台詞のオンパレードに感情の繋がりが謎だったり)……結…
1939年、第二次世界大戦勃発後のポーランド。ナチスの侵攻によって、ヤンとアントニーナの夫妻は経営していた動物園が立ち行かなくなってしまう。数少ない動物たちを救いながら、ゲットーに押し込められるユダ…
>>続きを読むシーン単位では面白い部分もあるが、全体的に単調で盛り上がりに欠ける。
史実を元にしているが、脚本段階で拾うところを誤ったために生じたのか、微妙に説明不足がある感じも。
1番言いたいのは、息子に腹が…
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