おそらく東京に行っても田舎的な何かに囚われていてそこから抜け出せずに生涯を終えてしまうという悲しみを描いているのかとは思ったけど具体的にそれが何なのかは解釈が難しくあまり伝わってこなかった気がする。…
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これはこれは…
長く寝過ぎた日に、おかしな、でも妙にディテールが凝った、「長編の夢、三本立て」をみたりしますが、なんだかそんな感じのする映画でした。
以下とりとめもない感想。
最後の演出、背景が…
寺山修司の本を読んでいたので、母親との関係性の投影などは理解ができた。舞台装置という虚構を現実の風景に持ってきてしまったことによって、コントラストが生まれている。これはもはや、SFを超えたフィクショ…
>>続きを読む 【こんな映画の中でさえ私は母を殺せない】
▼概要
作品名 : 田園に死す
上映時間:102分
ジャンル:ドラマ
▼感想
なんだこの映画は、、、、
正直全然理解できてない気がするが、凄いのはわ…
自らの原体験を追って、現実でも幻想でもない世界を彷徨う。自分がこの物語の主人公であることを知っていながらなお、母親を殺めることはできない。それは何故なのか。原体験からは逃げることもできないのか。圧巻…
>>続きを読むわれわれは歴史の呪縛から解放されるためには、何よりも先ず、個の記憶から自由にならなければならない。
目隠しを取ると、いつの間にか大人になってしまっている子供たち
破れたものを糸で縫い閉じる
書…
このレビューはネタバレを含みます
脳内の景色をガラリと変えてくれる、いかがわしさとアングラの総本山のような寺山修司の世界。子供の頃に観ても、えっこれ見ちゃっていいのかな、と思うような作品世界を、大人になって存分に味わうことが出来るよ…
>>続きを読む時間を別々に分けられてからが大人になるし映画で描いた過去が嘘でありどんどん塗り替えられていく
色々考えようとしてる時にジャストなタイミングでぶち壊される
画が強い
映画という記録媒体
時間と記…
始終、頭が狂ったかのようなエログロナンセンスな脚本と演出が、どうも胸に鉛を置いた気持ちになる。嫌な夢見そう。
虚構内の現実「私」と今の「私」が交差し、今の「私」が虚構内の現実をどう塗り替えるか、ラ…