残酷な映画だった。保身しか頭にない男の末路。真実を追いたいと無駄な正義感背負う彼が、妻にやけに冷静に本音を言うシーン、悪寒がした。少し安心して笑ってる感じとてもリアル。人間のいや〜な部分をつつくのう…
>>続きを読む『罪』は人の数だけあって「当事者」の価値観によってその重さは変わり、『罰』はそれに対して『適当』に人が感情で決めてしまうもの。だけど人はその罰を罪と同等のものだと信じようとする…という物語であるよう…
>>続きを読む夫婦で経営する町工場で、夫の知人が急に働き始め、さらに住み込みまで。最初は戸惑う妻だったが、プロテスタントの美徳で彼を受け入れるが…。
最初は温厚に思えた知人(浅野忠信)が、静かに本性を表し始めるが…
得体の知れなさという怖さが迫ってきて、でも最後まで行くと(特にアキエの)一つ一つの感情が分かるような怖さになってる。八坂は「天災のような避けられない暴力」という言い方を監督はされていたけど、アキエに…
>>続きを読む(C)2016映画「淵に立つ」製作委員会/COMME DES CINEMAS