父は相手の頬を叩くが、母は自分の頬を叩く。
事件後の母の強迫性障害的なものはおそらく穢れを落とすというところから来てそうだし、その思想の根源はプロテスタントにも関係がありそう。
こういう映画にスコア…
ラスト、八坂と撮った写真と同じ構図になるところ。過去を忘れ去ることはできない、という示唆だと思う。ただ、孝司が蛍を助けたこと、利雄が蛍を諦めていないことは救いなんじゃないだろうか。個人的には、利雄が…
>>続きを読むずっと不穏な空気に纏われてる作品だなあー。
結構早めに八坂いなくなるのに、ずっといるようなねっとり感w
すっかりあの家族は八坂に囚われてしまっていた。
奥さんがプロテスタントというのがすごく効いて…
日常に紛れ込んだ異物が家族を崩壊させていく様子を描いた作品であった。
浅野忠信の得体の知れなさは見ていて恐怖を感じました。
そしてどんどん様子がおかしくなり、疲弊していく妻を演じた筒井真理子さんも見…
「いいっすよ、それで気が済むなら」
はじめからもう、いやこんな旦那絶対嫌だろ!?!?のオンパレードで「出会った頃はこうじゃなかったってこと…??いやそれにしても食卓での態度から始まり会話の遮断具合と…
「俺お前ん家に居て思うんだよな
何でこの生活が俺じゃなくてお前なんだって」
「8年前 俺達はやっと夫婦になったんだ」
「気安く言うなよ 死ぬ気もないのに」
--------------…
(C)2016映画「淵に立つ」製作委員会/COMME DES CINEMAS