あの男が現れるまで
私たちは家族だった
このコピーが言い得て妙で
また全く逆でもあり
細い糸で輪にしていた円が
切れ目をいれて紡ぎ足したせいで
ほどけたようにみえたけれど
結果的に一度切って結び直…
■欲望に従うか。欲望を捨てるか。
平凡に暮らす家族の前にある日、真っ白なツナギを着た男が現れる。誠実で真面目一貫な風貌に妻と娘は心を許していく。そして、事件は起こる。
どんなに忍耐強くても、欲の…
始めは善人そうに見えた、八坂(浅野忠信)が、猫がぶってたのか~。河原での会話で急に口調が変わって、不気味。
不幸、不運の連鎖が続いて、いつまでも八坂の亡霊に付きまとわれてる感じ。
最後のシーンがタイ…
誠実そうだったムショ帰りの八坂がタメ口になって、ほら出た怖い!
そして八坂の息子孝司の存在も何考えてるんだか分からない部分があってドキドキ。
メトロノームとオルガンの音が後半では不気味な存在に…
…
久しぶりの映画。
オルガンの音が和やかな雰囲気にしてると思いきや、いつの間にかオルガンの音が不気味に感じられてくる。
まるで小説を読んでるかのような、
なぜだかそんな気分になりました。
考えれ…
読み解きたいのに、語彙がでない。巧いとか、美しいとか、全部が当てはまるようで、どれも違う。凄すぎた。娯楽でも芸術でもない、これ、なんて言うんだろう。
母語で観られてよかったと思うけど、一方でこれが爆…
機内で見た
いや正直微妙
ファンタジーとか銃とかが出てこなかったら何もかもリアルなのか?そうじゃないでしょ
リアルだとは思えない、というかところどころ不安を煽るシーンで笑っちゃう。
キャラクターの関…
子を育てること家族をもつことの業の深さのようなもの(あるいは底の浅さのようなもの?)を問うてくる映画でした。
そして、ともかく筒井真理子さんが圧巻でした。映画前半と後半の時間経過を(そしてその間にあ…
(C)2016映画「淵に立つ」製作委員会/COMME DES CINEMAS