ウッディアレン作品のなかで一番好きかも。
台詞ひとつひとつがお洒落でグッと来る。
オシャレなのはファッションも音楽も映像も。
優雅で伸び伸びとして、それでいてダレない。
決して派手な作品ではないけれ…
まず絵が美しい。華やか煌びやか。これはスクリーンで観て良かったなあと思う。
物語としては陳腐といえば陳腐な恋物語ではあるのだけれど、夢と現実、結局は変えられない過去、色々な感情を抱えて人は生きていく…
ジェシー・アイゼンバーグが、ハリウッドとニューヨークで出会った、2人のヴェロニカとの恋の顛末。
止まることなく時は流れ、映画のどの時点から見るかで、彼女らは今であり過去。
これはいわば「ラ・ラ・ラン…
煌めく風景も人も、悪行も愚行も一本の道。
描かれるのはどうしようもない人間の性。
流れる音楽はどんなシーンでも明るく笑い飛ばす皮肉として機能している。
身勝手な彼等には転落人生がお似合いだが、そ…
ウディアレンはウディアレンなのだけど、やはりマンハッタンやアニーホール世代としては、少しばかり物足りなさもある。
しかしジェシーアイゼンバーグの少し猫背なところとか、顔や体型の感じとか、とてつもなく…
カフェ・ソサエティ観賞。
ララランド(「夢」と「恋愛」の選択)というよりは、たまたま読み返している村上春樹「国境の南、太陽の西」(二人の女とそれぞれに紐づく世界の選択)に似た物語だと思った。
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