午後8時、診療所に来た少女に門を開かなかった主人公。
取り返しのつかないことをしてしまった人達の後悔、自責の念、耐えきれない罪の重さ。その気持ちに対する行動がそれぞれ違って、リアルだった。
主人公の…
@ヒューマントラストシネマ有楽町
小さな診療所に勤める女医が診察時間を過ぎた午後8時に鳴った訪問のベルに応じなかった事で背負う後悔と謎に向かい合う作品。
翌日訪問者であった少女は身元不明の遺体で…
なんだか点数が付けにくいな…話しに起伏はあまりないです。人が死ぬところから始まるけど、案外大きな出来事は起きない。音楽も排除され、淡々としている。そして主人公の行動によって変化する人々がいて、死んじ…
>>続きを読む日常にある違和感や不毛に佇むものとは何か。
とても塩味なドラマではあるが、そのあっさりゆえの生々しさと、人間の毒味、そしてダルデンヌ兄弟のお決まり善を帯びたラストに魅せられる。
ラストに向かうまで…
主人公の女性医師ジェニーは、冒頭のシーンで、研修医に対し上司として「力関係を見せようと」したことから重大な過失をおかす。
ジェニーはそのことを悔いる。
体面やプライド、個人の利害関係によって、人…
『午後八時の訪問者』鑑賞。本作は公式に裁かれない罪にどう対処するのか、という普遍的な問題を鑑賞者に投げかける。診療時間外だからと、午後八時の訪問者の応対をしなかった女医のジェニー。その訪問者(黒人の…
>>続きを読む葛藤と後悔。
「あの時、こうしていれば…」
自分の中の小さな声が語りかけてくるようだった。
何かが心にひっかかる。
アデル・エネルさん演じるジェニー。1989年生まれ。
撮影時は26〜27歳くら…
配給 ビターズエンド
字幕 寺尾次郎
いろんなひとを訪ねて行くスタイルが『サンドラの週末』と似てる
彼女の行動の原動力って自責の念みたいなものなんだろうけど そこをミステリーっぽい要素にしてきてる…
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