BU・SUに投稿された感想・評価(★3.1 - 4.0)

『BU・SU』に投稿された感想・評価

最初の心がブスで、あるきっかけから自己を打ち破り美しくなっていったという筋書きに見えるけど、本当は、気高く無垢な魂は、社会では最初醜く映るというだけに思える。その擦り合わさる地点に芸術が起こり、我々…

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富田靖子は、
この作品や、“アイコ十六歳 ”の頃、
とてもキラキラ輝いていた。

親への反抗心もあって、
田舎から上京してくる麦子。

そこで彼女は学校に行きながら、
鈴女(すずめ)という名前で、芸…

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富田靖子がみたくて。
わたしのだいすきな原ちゃんがでてきてうれしかった。

暗い、ひねくれものの性格の女子高生が文化祭の演劇がきっかけで自己の壁を打ち破る。芸者置き屋で芸者見習いをしているとか、「八百屋お七」が演目とか、そういうところが本作成功の要因。市川準のデビュー作。か…

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がが
3.5
もっとはっきりした物語を求めてしまった

昭和の雰囲気が心地いい

敬愛する市川準監督のデビュー作。生活音や雑談会話などを際立たせたドキュメンタリック演出による没入感及び、それにより発揮される女性キャラクターの自然体な瑞々しさという作家性はもう早速炸裂してる感じ。

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za
3.4
映像が綺麗というか、CMっぽさがある。80年代の景色が興味深い。
映画としてはなかなかカオスだった…そういう時代か。
とにかく富田靖子を可愛く撮ろうという姿勢は伝わってくるし、実際それは成功している。
3.8
青春における心と頭がぐじゃぐじゃ映画。恋が成就してすべてOKみたいな話じゃなくてよかった。あの走らされるシーンと鏡をプレゼントするシーンは、ずっと頭に残りそう。
3.7
わからないことはわからないまま。特に他人を理解することは難しい。それでも逃げずに不器用に向き合いながらブサイクな内面を磨いていく

このレビューはネタバレを含みます

  18歳の麦子(富田靖子)が、東京に出てきて、高校の文化祭で、母の十八番の“八百屋お七”をすることになったが…、という話。

  麦子は、心の“BU・SU”といっても、他人とあまり交わらないだけで…

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