イギリスでは1980年代のサッチャー政権以降、ずっと福祉をカットしてきた。
「競争に勝った者が多くを得るのは当たり前で、福祉で人は努力をしなくなる」という考えから。
それは、『新自由主義』と…
ダニエルと彼に関わる周りの人達との交流に胸が温かくなる反面、真面目に生きているけれどルールや仕組みがわからず取り残されてしまった者への社会制度の冷たさが際立っていた。
こんなことがあっていいわけな…
涙がとまりませんでした。
国の複雑な制度のために、心臓病で働けないのに援助が受けられない大工と、貧困の中2人の子どもを育てるシングルマザーがお互いを助け合う中で直面する現実を描きます。
自分は人のた…
心臓病を患った主人公ダニエルが生活保護など国の保護を受けようとするも、制度に阻まれて援助を受けることができず、次第に精神的・経済的に追い詰められていくお話。
先日鑑賞した『悪い夏』同様、この作品も…
エンターテイメントの好みとして評価はこれくらいだけど、
これはまじでみんな見てほしい、、、
「面白いからオススメ」というよりも、「どう思う?」って意味で色んな人に見てほしい、、、
久しぶりに『作品…
家族を想う時よりも制度の話が多くてちょっと理解するのに頭使ったけど、後半が面白かった。
ダニエル、めっちゃ愛せるので切ない。
映画じゃなくて現実のことを色々考えちゃう。
壁の落書きめっちゃ良かった…
ダニエルは大工であり手仕事の人
役所の申請もオンラインだと進まないが手書きならさらっとサインする
てきとうな紙に手書きした履歴書で仕事を取れるし、スプレーを手に持って抗議メッセージを書き、直筆の手紙…
新川和江の「私を束ねないで」を思い出す。
私たちの中で、ダニエル・ブレイクの結末を「幸福だった」と言える人は、ほとんどいないはずだ。
そして、自分があの立場になりたいと望む者を探すのは、さらに難し…
役所仕事かなぜ役所仕事と言われるか。
社会のセーフティネットは行政じゃないってことなんだよな、悲しいことに。
ストーリー性 3/5 ×2
音楽 3/5 ×2
キャラクター 4/5 ×2
泣…
この作品の次作「家族を想うとき」もいろいろ考えさせられたなぁ〜という印象があるのだけど、そこから時を経て、私自身も社会課題に取り組む立場となった上で、ようやく本作を視聴できた。今回もいろいろ考えさせ…
>>続きを読む© Sixteen Tyne Limited, Why Not Productions, Wild Bunch, Les Films du Fleuve,British Broadcasting Corporation, France 2 Cinéma and The British Film Institute 2016