記録
第69回カンヌ映画祭で監督賞を受賞した作品。物語としては口利き、裏工作、袖の下をやってしまった父親の話。娘のためにコネ社会を利用して、あらゆるネットワークを駆使し駆け回る。しかし僕はこの父親に…
ルーマニアのお国事情を知らないから、理解度が落ちますが、娘を助けたい父親の行動は理解出来ます。
ただ、その行動が良い悪いと考えると賛否がわかれます。その背景に日本人では理解出来ないお国事情が絡んでま…
愛する我が子の未来のためには不正もやむなしとする父親の、歪んだ愛情を通して見るルーマニアの現在。主人公は腐敗したルーマニアという国そのものを投影したような存在だったと思う。
鳴り止まない着信音に不安…
『エリザのために』めちゃくちゃ良かった。閉塞感というより全てが駄目だと諦めてしまうような空虚と、光のようなラスト。「必ず守る 娘だけは」っていうキャッチコピーからどんなデンジャラスな映画かと思ってた…
>>続きを読む「4ヶ月、3週と2日」「汚れなき祈り」に続き重い題材を扱ったクリスティアン・ムンジウ監督、今回も息詰まるサスペンス。
娘の将来の為に、必死で汚い行為に手を染めていく主人公の数日間の混乱と奔走をカメ…
「4か月、3週と2日」でとても有名になったルーマニアの映画監督最新作です。この監督の映画をみるのはこれで3本目だけど、どの映画を見ても緊迫感があって、見てるだけではらはらする。
その理由は、映像の視…
© Mobra Films - Why Not Productions - Les Films du Fleuve – France 3 Cinéma 2016