フィンランドのパン屋のセガレがボクシング世界王座戦のチャンスを得る。
世間の期待が高まる中、大切な人とのやり取りで幸せを見出していく。
恋人ライヤの何気ない一言が胸を打つ良作。
ボクシング映画ではな…
何気ない言葉や表情が心に響く。16mmのモノクロフィルムの映像がノスタルジック。感情の純粋な部分をより際立たせている。自分にとって大事なもの、大事にすべきものとは何なのかを再考させられた。
---…
一応ボクシング映画ではあるんだけも、当の本人がいちばん試合への熱量が低いボクシング映画。
そんなことよりふたりの世界。っていう、田舎に時々いる高齢なかよし夫婦を眺めているような映画。
彼女のほわほわ…
なぜ被写体を追う無節操なカメラワークを選択するのかも分からないし、それがなぜ評価されるのかも分からない。何かを誤魔化してるようで圧倒的に好きじゃない監督。カウリスマキの閉塞感にも似てるが、俺はカウリ…
>>続きを読むユホ・クオスマネン、2016年。
こんなボクシング映画観たことがない…。
クオスマネン監督はまるで出世魚のようで、学生時代の中編が、カンヌ・シネフォンダシオン学生映画コンペでグランプリを受賞(2…
ボクシング映画と聞いて「ロッキー」やら「レイジング・ブル」を想起して観ると物足りなさを感じるだろうが、これは主人公がボクサーの、恋愛映画。
時代はたぶん60年代くらいのフィンランド。世界王者決定戦…
16ミリのモノクロ映画、画面が終始あたたかな雰囲気。モノクロ映画にあたたかさという表現も変だけど、16ミリ特有のエモさのようなものがもたらす温度かもしれない。
本当に起伏のない映画。
自分を置いて…
©2016 Aamu Film Company Ltd