抜け出せない戦争、変えられない日常に対する女性たちの抵抗が「おしゃれをすること」「たわいもないおしゃべりをすること」
「戦争のある国で生きる女性や子供たちは可哀想だ」といった認識を持つ人は少な…
ヒジャブを脱いだ女達の赤裸々で啀み合う様な会話を聞いていると、愛情とは裏腹な、アラブ社会独特の男女間の関係や、ファタハとハマスによる分断支配に喘ぐパレスチナの実態が見えてきて興味深い。やがて外で起…
>>続きを読む美容とガールズトークで常態化した破壊と抑圧に抵抗!的なフェミニンなやつだと思っていたが(ポスターもそんな感じだし)あの美容院に集う女の人たちは他に行き場がないからあそこにいるだけで、逆に美容院ってい…
>>続きを読むガザ地区は、1967年にイスラエルの占領下に置かれ、90年代半ばから徐々に周囲と隔絶された。
一つの検問所を通じてしかイスラエルへ出入りが出来ない。
隔離された閉塞感から、ガザは“天井のない牢獄”と…
予想外に良かった。パレスチナ映画。パレスチナというと戦争とか難民のイメージしかなかった。しかし当たり前だけれども、そこには生活、恋愛、結婚 、男女の諍い、姑の存在、いろいろあるんですね。
観た後、ガ…
延々と狭いお店の中で繰り広げられる会話の作りが長く感じ少し疲れたけど、それが逆にガザの「閉塞感」という感覚をイメージさせてくれたかもしれない。
遠く離れた日本にいると基本的にはイスラエルとパレスチナ…
強い興味を持って、ヨルダン川西岸地区まで行った自分から観ると中々行く事の出来ない、ガザ地区の(超限定された空間だけど)生活が見れるのは素直に興味深い。
ただ、この1シチュエーションで押し通すにはあま…
84分という短い映画。閉鎖された美容室でほとんど展開していくので、演劇を観ているようだった。
聞こえてくるのは美容室内の客の声、スマホの着信音、そして外では銃声が響き、道路は閉鎖されてしまっている…