目黒シネマの相米慎二特集。初見だったけど、あまりハマらなかった。眠気も相まって。どことなく北野武の『Dolls』に似てたし、相米慎二で言えば『お引越し』みを感じた。柄本明の紙吹雪に降られる小泉今日子…
>>続きを読む4,5年前に一回観たきりの相米慎二の遺作。こんなにも鋭利に内面に入り込んでいくのにどこか牧歌的な味わいを出してしまうのは奇跡。子どもたちのモブ演出や口笛、歌などの挿入はティーンズ映画を世に出しまくっ…
>>続きを読む相米慎二は相反するようにも見える自分の『ラブホテル』と『東京上空いらっしゃいませ』を磨いて磨いて磨きつくしてここまで来た。浅野忠信はいくらでもいい映画に出てるけどまだこの映画の「ああ、もう……」を超…
>>続きを読む小泉と浅野を俯瞰しながら下りていく冒頭の長回しのキャメラは同一のフレーム内に生きる運命の下に彼らを配置し、浅野から小泉へと焦点深度が移動する病院の長回しの場面での彼女の孤高でただならぬ美しさを湛えた…
>>続きを読むこれが相米慎二の遺作になるんですかね。初期の頃の『台風クラブ』と比べると円熟味が感じられて、まだまだこれからの監督さんだったと思うけど、53才の若さだったということで、やはり惜しいことをしたなと思い…
>>続きを読む