戦後の貴族の没落的な、最後に舞踏会を開きましょう、と。細いところの演出良いなって思った。全体的にアメリカ映画っぽい。しがらみから抜け出して進んだり進まなかったり。全てを知ったようにあくせく動く敦子(…
>>続きを読む劇場からの出掛けに「こういう良い映画をかける映画館がないのよね。」と言った人がいた。確かに古い映画をかける映画館は激減したけれど、現在を切り取るようないい映画はある。客が入らないだけだ。宣伝が悪いの…
>>続きを読むAmazon Prime鑑賞
”終わりではなく、これから始まるのよ!"〜安城敦子(原節子)
この年のキネマ旬報ベスト1作品。
戦後間もない、旧華族(貴族)一家の没落を描いた。
人間描写が秀逸、ハ…
貴族の没落、のみでなく、明治~昭和にかけて成り上がった身近な新興ブルジョアや地主階級の皆様の没落の有様を、ようやく食料事情だけは改善して少しだけ生活に潤いが出て来た庶民が映画館で見て楽しみ、新しい時…
>>続きを読むこれよこれ。こういうドストレートにクソベタなストーリーがツボなのよ。没落華族ネタなんて、陳腐になるか高尚になるかは紙一重。やはりここは原節子が白黒映えする目鼻立ち故、華族令嬢という説得力がマシマシな…
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