前後編合わせて観ての評価ではありますが、非常に良い作品です。
詐欺グループの一員だった新次は、同じグループの裕二に裏切られ事件が勃発、少年院にいた過去がある。
3年の刑期を経て、職や家を探してい…
寺山修司と2021年の新宿が融合。実に人間味溢れるボクシングドラマに仕上がっている。 『あしたのジョー』を除いてボクシング映画にハズレなしだね。 正直、不幸な若者がボクシングを通じて青春を取り戻すの…
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生まれた環境。
育っていく中で負ってしまったハンデ。
そういったものと向き合い、立ち向かいながら人生を歩んでいく人達の人間模様が描かれた引きずり込まれる作品です。
前編、素晴らしい故に後半の展…
変化
裏切った仲間への復讐を糧にする男。吃音で赤面対人恐怖症の男。二人は同じボクシングジムへ出向き新たな一歩を同時に踏み出した。
生臭い作品でした。
新宿という街がうまく利用されていた気がする。…
原作は寺山修司です。寺山っぽさがいい意味で感じられず、5時間超えの映画なのに観ていて全く飽きませんでした。菅田将暉とヤン・イクチュンのボクシングを通じたラブストーリーです。時代設定が近未来だったので…
>>続きを読む2021年。少年院に入っていたことのある沢村新次は、昔の仲間でボクサーの山本裕二を恨んでいた。一方、吃音と赤面症に悩む二木建二は、あるとき新次と共に片目こと堀口からボクシングジムに誘われる。彼らは、…
>>続きを読む映画の舞台となる新宿で鑑賞。満席。
前後編あわせて305分。前編だけでも157分と長いけど、全然感じさせない面白さでした。
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不器用ながらも成長していく2人。
喜怒哀楽の感情がよく伝わってきて…
狂気と真摯、母恋し。
女々しき己をぶっ飛ばしたい。
今っぽくない菅田将暉と古びない寺山修司が新宿で邂逅するのは必然。見終わったら三丁目の「どん底」に行きたくなる。
憎しみでは人を殴れないヤン・イクチ…
(C)2017『あゝ、荒野』フィルムパートナーズ