ヴァルダが住んでいるダゲール街の人々の日常を撮影した作品。割と地味な街で小売店など小規模な商売をしている人々を撮っているので、独特の味わいがありました。
本作で映し出されたダゲール街は70年代…
2025-31
アニエス・ヴァルダは女性映画監督で
1番好きだなと再確信した。
彼女の撮る映画は映画の枠組みを越えて生活、人間生活そのものに感じる。
パン屋になりたいし、香水屋にもなりたい。
自…
子供の頃、社会は「〇〇屋さん」と呼ばれる職業群で成り立っていると思っていたが、大人になるにつれどうもそんなことはないのだと分かった。就活をして、「総合職の会社員」になった。自分が一体何をしているのか…
>>続きを読む昔の人は暇そうでいいな。ネットがない頃は日本もこうだったか。店番しながらぼんやり外を眺めてたり。
パリでも庶民的な地域だと穴の開いたセーターや毛玉ニットで、田舎から出てきた人が気張らずにいられる感…
予想以上に良かった
人間観察が大好きで1人でランチしてる時や待ち合わせの待ち時間 アトラクションの並び時間や子供の学校行事 習い事の待ち時間などなど 人間観察ばかりしている私としては、このパリの街…
当時はカメラを向けられても意識せずにいることが普通だったのだろうか。いやたぶんヴァルダ監督が街に溶け込み空気のような存在になるまで、とんでもなく長い時間カメラを回し続けたのかもしれない。
精肉店に入…
本作では、パリ14区、ダゲール街で店を営みながら生活する人々の暮らしが捉えられており、人々が仕事をしたり、仕事や家族について話している様子が映し出される。その端々から、多くの人はパリ外の出身でパリ…
>>続きを読む(c) cine tamaris (c) 1994 agnès varda et enfants