実話をもとにした作品。
前半は南アフリカの黒人解放活動家スティーヴ・ビコと白人記者ドナルド・ウッズの交流、後半はウッズと家族の亡命の過程が描かれている。
ビコの葬儀で群衆がビコの写真を掲げてアフ…
見るべき映画。
これは当時相当衝撃だったのではないだろうか。アパルトヘイト政権下の社会派ドラマ。実際に怒ったことを映画にしたらしいんだけど考えたら発表年まだバリバリアパルトヘイトじゃんって気づき二…
このレビューはネタバレを含みます
遠い夜明け
①
冒頭の、黒人労働者が住む貧困地区へ白人警察が強制侵入をするシーン。
心身ともに対する破壊をこうも簡単に行うシーンを見ると心が痛む。なぜ出来るのか。
②
この時代(1970年代)は…
南アメリカの「デイリー・ディスパッチ」紙の白人編集長ドナルド・ウッズの体験記「Biko(ビーコウ アパルトヘイトとの限りなき戦い)」と「Asking For Trouble(トラブルを求めて)」をも…
>>続きを読む黒人指導者ビコは途中まで準主人公のように描かれてはいるんだけど、後半は白人ジャーナリストである主人公家族だけに焦点が当てられる。「アパルトヘイト撤廃も白人が主導しました」に見えないこともないので、ち…
>>続きを読むつまるところ〝差別〟は口実に過ぎないのではないか、と最近の私は思っている。なぜかというと、同色人種を差別してきた場所や時代があるからだ。
ローマ時代がそうだったし、アイルランド人やユダヤ人も差別さ…
『ビコの友だちは、皆んな友だち』
なんとも…友だちの意味、重みが違いすぎて、改めて自分は家族や友人の何を知っていて、何を信じて、何を伝えてるのだろうと考える、。。
タイトル通り、遠い遠い、先の見…
アパルトヘイトといえばネルソンマンデラ,くらいの知識しかなく,スティーブビコも初めて知った名前。1970年代,私は生きていた。何も知らなかった。そして制度こそなくなったとはいえ、今も続く差別。社会と…
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