ムーンライトの作品情報・感想・評価 - 617ページ目

ムーンライト2016年製作の映画)

Moonlight

上映日:2017年03月31日

製作国:

上映時間:111分

3.7

あらすじ

名前はシャロン、あだ名はリトル。内気な性格で、学校では“オカマ”とからかわれ、いじめっ子たちか ら標的にされる日々。その言葉の意味すらわからないシャロンにとって、同級生のケヴィンだけが唯一の友達だ った。高校生になっても何も変わらない日常の中、ある日の夜、月明かりが輝く浜辺で、シャロンとケヴィンは初 めてお互いの心に触れることに・・・

「ムーンライト」に投稿された感想・評価

ダブリンの映画館でふらっと立ち寄って観た。
とっても静かで、重くて、扱ってるテーマも黒人社会での差別、いじめ、ドラッグ、LGBTだけど、なんだろう、リアルで、透き通ってた。終わった後スッキリするわけではないけど、エンドロールにゆっくり浸かっていたいような映画。
助演男優賞取ったマハーシャラ・アリの演技、ずば抜けてたなぁ…
TAKA

TAKAの感想・評価

3.8
バンコク映画館にて
アカデミー作品賞受賞前に鑑賞していたのですが、すごくレビューの書き難い作品なんです、これ。見終わったあとジンワリいい映画だったとは思ったのですが、いかんせん地味な印象 夜のシーンの絵が幻想的でラスト二人のシーンと月明かりのシーンは忘れ難い絵になっているんですが、ララ・ランドをこの映画を見る一週間前に見ていたため、ララ・ランドには及ばないなと思っちゃったんですよね。
今でもララ・ランドのほうがアカデミー賞にふさわしいと思っているのですが 鑑賞後1ヶ月経ってムーンライトのほうが多くのシーンを思い出せるんですよね~ 本当に不思議です。
あい

あいの感想・評価

3.3
アカデミー賞で最優秀映画賞を受賞したということで鑑賞。
オスカーってだけで期待しすぎたなとは思うので中々辛口です。映画自体悪くはないけどオスカーほどかと言われると疑問符がつく。すぐそばで見ている第三者のような、もう本人のような描写撮影の仕方は面白いと思ったがたまに必要のないと思われるシーンがありました。
話を時系列に合わせて3つに分けるのも面白いと思いましたが、話の軸がどこにあるのかいまいちはっきりしない感じがし、話の終わり方はこれでいいのか少し納得いかない面もありました。
ドラックやLGBTにふれているのですがそれに対するメッセージ性の無さに少しがっかりしました。
助演男優賞を獲得した俳優さんの出演時間の短さには驚きました。
どうしてアカデミー賞で最優秀映画賞を受賞できたのか少し疑問に思ってしまう作品でした。今の社会環境であるから(とくに昨年起きたことなど)こそのオスカーだと思います。
でもブラック映画には少し抵抗がありましたがそういう面では描写が綺麗でした。スラングが多いし発音が聞き取りづらいという難点を除いて…
観る時はアカデミー賞というフィルターを除いてから観るのことをオススメします。
他にも書きたいことあるけどネタバレになるのでやめときます。
最後にmoonlightっていう題名が主人公が成長しようとも大事なシーンは必ずmoonlightに照らされていえすごく物語にあっているなと思いました。
iroha

irohaの感想・評価

3.5
主人公シャーロンを演じる俳優3人を並べ比べたとしても、それぞれが似ている容姿なわけではないだろう。
しかし、作品冒頭から終盤まで3人の目の動きなどを含む身体言語が共通しており、圧巻された。
静かな映画。LGBT、いじめ、などいまでは珍しくもなくなった問題を扱ってる。その当事者達が黒人という点で価値があるのではないか?アデルに似た感じがする。
Woothe

Wootheの感想・評価

4.0
あなたはあなただ。
あなたがアメリカで黒人で生まれたから、もう人生が決まっているではない。
自ら決めることでしょう。アメリカだから、皮膚の色が黒いから自分が決めたいことを放棄する必要はない。

まだまだ差別と偏見が存在する世界に向ける勇敢な映画だった。
2017.3.8 ⑧

主人公の成長が3章に渡って描かれ、どれも違う役者が演じているのだが、内気で台詞の少ない主人公に目の演技が非常に求められるからか、3人とも見た目の印象は全然違うのに目が本当に似ていて、違和感がなかったことに本当に感動した。

黒人社会で、ドラッグにいじめ、LGBT、差別や格差など多くのことが映し出されているが、銃は写り込むものの撃つシーンがなかったのは印象的。全編本当に静かに、繊細に描かれている。音楽も良く、フアンとの海のシーンは弦楽器のBGMも含め本当に美しい。

※以下若干ネタバレなので注意※

1章だけの登場で助演男優賞をかっさらったフアン役のアリの納得の存在感は、唯一の友人であり恋人であるケヴィンからブラックと呼ばれる主人公シャロンに対し、ブルーと呼ばれていたフアン、そして最後の月明かりに照らされブルーに見える幼少期のシャロン… というようになんとも最後まで残り続けるほど大きかった。
父のいない描写こそなかったが、父のような存在だったのだろうか…

女性は母とテレサしか出てこず、どちらも非常に印象的で、リアルだ。悲哀に満ちた映画だけれど、随所に救いがあって、それは主人公がもらう言葉であったり、流す静かな涙だったりするのだが、救いのように思える印象的な言葉は、フアンの昔話の老女の言葉だったり、何年かぶりに会うケヴィンのおばあちゃんの言葉だったり、テレサや母親の言葉で、出てくる女性は少なくとも、女性の存在へのリスペクトも感じた。

とにかくいろんな想いや希望が、彼らの繊細な所作に宿っていて、少しも画面から目が離せない映画だった。
貧困層で性的マイノリティでいじめられっこの黒人の成長記。邦画のたっるい人物描写が2時間続くような忍耐を必要とする映画。私は享楽的で近視眼な俗物なので正直退屈でした。アカデミー賞授賞式取り違えの瞬間が面白さのピーク。これはジョークではない。
Sho

Shoの感想・評価

4.0
重い。人種、セクシャルマイノリティ、イジメ、薬物、犯罪、、、など社会の問題を詰め合わせに見ている感じ。メッセージ性のあるいい意味で重い映画。見たあとのスッキリ感はない。
映画だけどリアルな黒人社会を描いている
日本にいては到底理解し難いことであるが、差別や格差などとても考えさせられる深い映画だ
さすが賞を獲った作品だ