サーミの血の作品情報・感想・評価(ネタバレなし)

『サーミの血』に投稿された感想・評価

3.1

スウェーデンでも、こんな差別があったとは知らなかった。
自分がサーミ人であることが否定される。
「人々が自分自身であろうとしないで、誰か別の者になろうとする時、それが完全な絶望である」(デヴィッド…

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差別は、やはりどの世界、どの国でもある。

血の呪縛からは逃れる事が困難。

色々と疑問点も多いが、こういう歴史があるという事も知る機会になる映画。
3.5
スェーデンにおけるラップ人差別を知ることができたのは良かった。

テーマに興味があって観ました。文明と未開、洗練と野蛮、マジョリティとマイノリティの二項対比がかなり明確に表現されていたように思います。どうやって主人公がスウェーデン人として生きたのかが知りたかった。…

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3.9

観ていて不快に感じた部分は無いと言ったら嘘になる。

外から客観的に見れば、事の善悪は分かるもの。

この作品では1940年代のスウェーデンにおける、ラップランドに住むトナカイの放牧を生業としている…

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Yumeko
-
サーミ人のこと知らなかった…
とてもよい作品だった。
無意識の差別などについて気付かされる。
3.9
望みを叶えたはずなのに孤独なんて皮肉すぎるよ

アイヌに通ずる

近年までスウェーデンに支配されてきた少数民族サーミ人に生まれた女の子が自分の出自を恥じ民族の血を捨てるまでの話。自然とともに生きる文化や習慣を近代人から侮蔑され虐げられてきた背景は…

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