東京国際映画祭 3本目
「コタンの口笛」の橋本忍のドロドロした灰汁を除いた以外は無添加という仕上げでの知らなかったスウェーデンの黒歴史と共に北欧の少数民族のことを学び美しいヨイクの響きに触れる。灰…
アイヌに通ずる
近年までスウェーデンに支配されてきた少数民族サーミ人に生まれた女の子が自分の出自を恥じ民族の血を捨てるまでの話。自然とともに生きる文化や習慣を近代人から侮蔑され虐げられてきた背景は…
人は生まれ育った土地に帰属するのか。
生まれた民族の血からは逃れられない運命なのか。
トナカイと暮らすサーミの人々の生活はなんて美しいんだろう。
文化人類学を学ぶ学生たちからしたらサーミ人は研究…
オープニングに描かれる老女の姿が、とてつもなく美しく、その姿を見た瞬間に、この映画は、差別や迫害といった社会的な文脈で語られたものではないと思った。運命や宿命と対立したのちにたどり着く、本人の幸不幸…
>>続きを読む(C)Sophia Olsson