散歩する侵略者の作品情報・感想・評価 - 4ページ目

散歩する侵略者2017年製作の映画)

上映日:2017年09月09日

製作国:

あらすじ

数日間の行方不明の後、不仲だった夫がまるで別人のようになって帰ってきた。急に穏やかで優しくなった夫に戸惑う加瀬鳴海(長澤まさみ)。夫・加瀬真治(松田龍平)は毎日散歩に出かけて行く。一体何をしているのか…?同じ頃、町では一家惨殺事件が発生し、奇妙な現象が頻発する。ジャーナリストの桜井(長谷川博己)は取材中に一人、ある事実に気づく。やがて町は急速に不穏な世界へと姿を変え、事態は思わぬ方向へと動く。「…

数日間の行方不明の後、不仲だった夫がまるで別人のようになって帰ってきた。急に穏やかで優しくなった夫に戸惑う加瀬鳴海(長澤まさみ)。夫・加瀬真治(松田龍平)は毎日散歩に出かけて行く。一体何をしているのか…?同じ頃、町では一家惨殺事件が発生し、奇妙な現象が頻発する。ジャーナリストの桜井(長谷川博己)は取材中に一人、ある事実に気づく。やがて町は急速に不穏な世界へと姿を変え、事態は思わぬ方向へと動く。「地球を侵略しに来た」— 真治から衝撃の告白を受ける鳴海。混乱に巻き込まれていく桜井。当たり前の日常がある日突然、様相を変える。些細な出来事が、想像もしない展開へ。彼らが見たものとは、そしてたどり着く結末とは?

「散歩する侵略者」に投稿された感想・評価

良い
雰囲気がいい。侵略物をこう言う切り口で見せていくのは結構斬新だと思った。

残念
二つのバラバラな物語があって、収束していきそうなのに、中盤二つが交わるのに、結局バラバラなまま終わって、不完全燃焼。

良い
音楽がいい。特にエンドロールの音楽。いいもの見たなーていう音楽。

残念
設定の説明も不足してるし、登場人物の心情変化がテキトーすぎて何がしたいのかよくわからない。

残念
一つの物語は最初の方にある結末を思い浮かべて(んなベタなw)て思ったら本当にそれで逆に衝撃的だった。

残念
侵略シーンはもっと違う見せ方があったんじゃ…と思う。作品の雰囲気にあってなさすぎるし、CGひどすぎ。



全体
不完全燃焼な感じで僕はあまりいい作品ではないかなと思います。ごめんなさい。
Zhenji

Zhenjiの感想・評価

3.6
世界観にスンナリと入れた。宇宙人と地球人の描き分けは明確ではなくグラデーションがある。例えば役所の人間なぞ限りなく宇宙人っぽい仕上がりになっていて、両者が地続きなのがよい。
d0208

d0208の感想・評価

4.5
『岸辺の旅』を求めて見るとげんなりするかもしれないが、久しぶりに黒沢作品らしい作品だと思う。他の人の脚本で若返った感じがする。個人的に大好物です。

長澤まさみが、ちょっとかわいい、擦れた中年女性役を開眼しています。
コワイ

コワイの感想・評価

4.2
まさかこんな種類の涙を流してしまうとは思わなかった
ST

STの感想・評価

3.8
良いとか悪いとかやなくて、僕はこの映画が好き(笑)

話の展開や場面の見せ方が、元が舞台だったのが納得できる。侵略場面なんか、きっと舞台でもライトや音でこんなふうに見せるんだろうなあとか、概念を奪うなんて、きっと芝居だからでてくる設定なんだろうなあとか。でも、そういうとこを映画だからと派手に見せず、そのまんま見せてくるとこが好き。

そうそう、世代的にもウルトラセブンがフラッシュバック。マンションやなくて六畳一間でもいいのになあとか、空はやはりずっと夕焼けがいいなあとか(笑)

長澤まさみのずっと怒ってるのがかわいくて仕方ない。本当の怒りからくる最初から、後半の愛しさからくるもどかしさの怒り、こんなにもうまかったっけ?てずっと見惚れた(笑)旦那の松田龍平もハマってて、長澤まさみにかかっちゃ、そうなるよね、うんうんと(笑)

それより怖いのは東出くん。あの役柄で顔のアップだけで、こいつ本当やばいと思わせるのは、演技は上手くないけど、只者ではない何かがある。
ankyh

ankyhの感想・評価

4.0
見た目は人間で、どういう形で体を乗っ取られたかは、わからないけど、最後まで見てみると、テーマは「愛」なんだな~と、思いました。
深刻な感じで、進んでいくかと思いきや、途中ふざけてる感もあり、不思議でした。
長谷川さんの役は途中から、mozuのように、キャラが独特、爆破物みたいな感じで、こういう役柄が多い?
侵略される時のシーンの映像がちょっと残念でした。
最後、小泉今日子がでてましたね。
WOWOWのスピンオフ「予兆」も始まり、こちらも楽しみです。
mura

muraの感想・評価

4.0
愛が人類を救うか…。使い古されたこのテーマを、これまでに見たことがないような斬新な手法で描いてきたなと。

地球にやって来た3人の宇宙人。彼らは侵略前の斥候として送りこまれている。情報を収集するために地球人になりすまし、周囲を徘徊する。散歩するように…

(以下ネタバレあり)
彼らは散歩しながら思索にふける。そして地球人への理解のために必要と思われるキーワードに対しては、地球人のなかにある「概念」を奪い取る。家族とは何か、所有とは何か、自分とは何か、仕事とは何か、そして愛とは何か…それを問いかけ、答えを奪う。

ただこれらは、地球人にも簡単には整理できないこと。宇宙人が問うという形を借りて、地球人(映画を見ている者)に考えさせようというのか。

哲学か。さすが黒沢清だなと。

見ながら、最後にどう着地するか想像できなかった。予断をまったく許さないって感じで。また最後まで見ても、この作品をどう理解すべきかわからない。ホラーかSFか、もしくはコメディか。それでも面白いものには違いない。

…が、もう一度見てみないと何とも…笑

それと黒沢作品は、どうしても「不穏なもの」を期待してしまう。時おり暗くなる映像に少しだけ「不穏なもの」を感じたが、『岸辺の旅』ほどではなかったなと。

というか、やっぱりハードルを上げてしまうな(笑)
ShinMakita

ShinMakitaの感想・評価

2.2
家を空けていた夫「しんちゃん」が突然帰宅した。しかし記憶は欠落し、会話もちぐはぐでまるで別人。妻のナルミは、そんなしんちゃんにイラつきながらも自宅で療養させる。同じ頃、バラバラ殺人事件の取材を行っていた記者・桜井は、自身を宇宙人だという少年と出会った。少年曰く、彼ら宇宙人は人類の頭から「概念」を奪い取って学習し、その上で仲間に連絡し地球侵略を開始するのだそうだ。少年の能力を目の当たりにした桜井は、同行してコトの成り行きを見守ろうと考える…


「散歩する侵略者」。ボディスナッチャーやゼイリブ、ヒドゥンなどの人体乗っ取りSFの体裁を取っていますが、派手な演出を期待したらダメですね。

以下、散歩するネタバレ。



➖➖➖


ドゥニさんの「メッセージ」とテーマは近いですよね。本作はコミュニケーションについてのドラマ。異文化に暮らす二者が試行錯誤しながらコミュニケーションをとることが1つのカタルシスを生むストーリーでした。
概念を奪い取るというアイデアは面白いんだけど、取った後の異星人側の変化・取られた人間側の変化が少々わかりづらい。視覚で情報入れることに慣れている人間には、こういう文学的描写はやや退屈です。しかしそれこそが、おカネをかけられずにアイデアで勝負する日本のSF映画らしいところ。だからこそ、あんなありきたりのオチに落とし込んだのが残念な気がします。自衛隊がウロウロしているだけで「国家を挙げてコトに当たっている感」は希薄だし、そのくせ、ドローンまで使って異星人対策がしっかりしていたり、物語の背景のドラマ・ロジックはかなりテキトーですが、それはクロサワ映画に期待してはダメでしょう。
例の、合成で見せる「クルマの外の景色は非現実」な演出も健在。冒頭、金魚からタイトルまでのシークエンスは最高にクロサワ風味。でもそれ以後がなぁ……


それなりに面白いけど、クリーピーほどハマらなかった、そんな映画。サブマシンガンがベレッタで、ちょいカサンドラクロスを想起。
リキチ

リキチの感想・評価

3.0
ある日行方不明だった夫が、人格が変わって戻ってくる。夫は実は宇宙人に乗っ取られていて、地球侵略をする為に、人の概念を集めているのだという・・・

奇想天外な話だなぁと、ストーリーを見たとき思った。なんか淡々とした宇宙人だなぁと思ったら
最後で納得(^_^;)