家族や社会の時代性を鏡のように映し出す是枝作品らしいんだけど、本作はそうした作家性を突き詰めた究極系。
視聴者側の倫理観や解釈、見方を変えることで如何様にも受け取り方が様変わりする万華鏡のような作品…
是枝色の横溢した佳品。演者いずれも熱演。裁判制度への批判意識も盛り込み、オリジナル脚本、タイトル秀逸。それだけに企図した緊迫感に生じた弛緩が残念。監督自身の編集だからこそ、尺をつめるなり、カット割り…
>>続きを読む今までの是枝作品との共通点は、"愛"を歌っている点。
しかし、伝え方は全く違うので、もしかするとハテナになってしまう人が多いかもしれない。
しかし、司法、経済、地位などの微妙なバランスの中でもがく人…
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17.9.16更新
スコア無しから変更。
最初は答えがなくモヤッとしたものの、延々と自分なりの解釈を探し続けられるところが個人的にはすごく面白い。
真実は逃げ続けた。
ベストキャッチコピー。
…
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役所広司がすごすぎて…
いつもマルちゃん正麺のことしか考えてないくせに…って感じです。現時点でわたしのなかで今年の最優秀衝撃演技賞です。
怖すぎた。殺人犯っていう怪しいオーラとか、コロコロ変わると…
「ふふ、本当の事には興味がないかな?」
キッチンのシーン
斉藤由貴さんが広瀬すずちゃんの背後から
「私にはあなたしかいないの、、、」
みたいにそっと体を預けてくるのですが、あんな事をされたら大抵…
三度目の殺人…
このタイトルの意味するところは何なのか?
そう考えさせられる映画だった。
そして、自分なりに行き着いた結論は司法の理不尽さ。
殺人を犯した者への合法的な殺人…。
検察と弁護士、そして…
後味の悪いモヤモヤの残る作品。
映画を観た後にいろいろなネタバレや感想を読んだが、3度目というのは、司法による殺人(死刑)ということなのだろう。
いずれにせよ自分なりの結論を出すには何回か映画を観る…
フジテレビジョン アミューズ ギャガ