三都市の異質な風景の描き分けが鮮やか。そこで人と人とがゆるやかに、しかし確かにつながっているという実感を得られる。感情のおだやかな変化を、こういう風景の中の人々の営為に託してみせるのはやはり抜群にう…
>>続きを読む3つの都市と3つの夏、いくつもの景色の中で喪失と向き合う男女の姿を重ねて辿り着くラストの深く爽やかな余韻。
公園や自転車など『アマンダ』に通じるモチーフが息づき、監督は日常の風景に人の思いを乗せるの…
このレビューはネタバレを含みます
@アンスティチュ·フランセ
ベルリン、パリ、ニューヨーク
5日後、1年後、1年後
姉妹、姉弟、兄弟
それぞれの街に、それぞれの時間。
街並みや公園、自然の画面がとても素敵。
ゾエと息子さんが影…
マイ・フレンチ・フィルム・フェスティバルにて。
恋人を亡くした男性・ロレンスと、その恋人の妹・ゾエが、それぞれに埋まらない喪失を抱えながら過ごす三度の夏を描く。突然の別れとなったベルリン、それから一…
胃腸に負担を掛けないスープのように、静かに淡々と進む映画でしたね。
個人的に主人公のふたりがああいう関係で結末を迎えたことが非常に良かったです。飽くまで物語の軸は、人の死を受け入れるまでに留めてい…
©Nord-Ouest Films - Arte France Cinéma - Katuh Studio - Rhône-Alpes Cinéma