時折り妙な音がする夫婦の家。
それは触れられず、見ることもできず。
温かく、寂しく、ときに冷たくあなたのすぐそばにいる。
これ以上ない程A24らしい作品。台詞がほとんどない静粛のなかで独自の死生観…
私も曲を作ることがあるので、主人公Cが音楽に込めた思いや、それを打ち砕くようなあの長い独白シーンには、ちょっと悲しい怒りすら覚えた(その感情が家の破壊に繋がったのか?)。
ケイシー・アフレックを見…
人間からとある事でお化けになってしまった、1人のお化けの一生を描いた映画。
セリフが少なくワンシーンが長いのが特徴だけど、「どんな気持ちでいるのだろうか」って考えてしまう映画だった。一緒に見ていた友…
このレビューはネタバレを含みます
巡る刻と止まったもの
変わることと変わらないこと、変われないこと
巡る時の人の営みをただ見つめる幽霊の瞳のない目が何を考えているのか気になった
最後はループして、ある意味原点の時間?に戻った、と…
タイトルの通り、とある幽霊のお話。
視点が幽霊側なのが面白い。
幽霊の表現を古典的に陳腐にしているが、表情が読めない分想像力を掻き立てる。
不慮の交通事故で死んだ夫が地縛霊になって妻との思い出の家…
Amazon prime
主役の名前も出てこないなんて珍しいけど、たしかになくていいかも。最後の最後のほうになっていろいろまとまってくるけど、途中あれ、なに聞かされて(見せられて)るんだっけ?とな…
サイレントリーで、一風変わった幽霊のお話。センスの効いたゴーストストーリーは、その土地に染みついた地縛霊の哀愁を紡ぎ出す。時間をループし、その世界観はこの世とあの世を超越した異次元へ誘う。お盆にピッ…
>>続きを読む©2017 Scared Sheetless, LLC. All Rights Reserved.