大げさなところもいくつかあったが、それ以上に伝えたいことが明確で、森の中での画も素晴らしかった。原作がどうかは分からないが、4人の視点から語られる1つの物語という発想もかなり面白かった。にしてもやっ…
>>続きを読む疑心暗鬼とはこの事だろうか。今見ても凄みが伝わる。現代も昔も人間の本質、悪行についての恐ろしさ(心無さへの悲しみ)や狂気といったテーマは廃れないのだなと痛感。モノクロなのに表情豊か過ぎる映像。光と影…
>>続きを読む何が真実か?3人の人物が同じ出来事について回想するが、どれも自分本位の内容に脚色されうまく噛み合わない。人間を信じられるか?というテーマが1950年のこの映画からはひしひしと伝わる。アクションシーン…
>>続きを読む無駄なものや甘さは一切なく、真実っていうもののあやふやさとか、人間のエゴを冷静に描いて見せたという印象。観賞後に思わず「これが世界のクロサワか…!」って口に出てしまってた。これは凄いや。
自分を良…
世界にその名を轟かせることになった、巨匠、黒澤明監督の金字塔的作品。
「羅生門!!」と画面いっぱいに映し出される看板のどアップからはじまる、あまりに唐突・奇抜なオープニング。そして間髪入れずに、凄…
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