現在の日本映画界で引く手数多の藤井道人監督だが、早くからその手腕を証明している一作。力技かつやや過剰な展開がありながらも、群像劇を確かな演出力で捌きながら、他人への罪滅ぼしを連鎖的に描くことで「罪と…
>>続きを読む別々のショートフィルムが一つになっていくような映画。事件をきっかけに、人間の渦巻く感情がリアルに描かれていて良かった。
生きる事で傷が癒やされることもあれば、苦しみが続く事もある。
光を見出す方法も…
それぞれに苦悩や幸せを抱えた人々。
彼らの人生は大きな“罪”によって崩されてしまう。
絶望に打ちひしがれながら生きる人々を描いた群像ヒューマンドラマ。
『青の帰り道』などの藤井道人監督作品という事…
最初は無関係に見えたいくつかの話が実は連鎖していることに気づく。
藤井道人は初期短編の頃から人間の光と闇を描き続けているように思うが、うまく結実している感じ。
この作品でもあまり有名な俳優はあまり…
幸せで何気ない日常がある日を境に一変する
あの時から時間が止まり
崖の淵をユラユラと歩き
暗闇のトンネルから抜け出せず
ホロホロと手の隙間から未来が抜け落ちていく
恨んで悔やんで激怒して暗涙して
た…
これ当時舞台挨拶付き観に行ってた…
穏やかな日々からの喪失。逆らえない運命が残酷すぎて息苦しかったけど愛する事も憎しみも怒りも受け入れて許す事も生きてるからできる事で。人間が再生していくさま、人間の…
このレビューはネタバレを含みます
藤井道人監督が善と悪を描き出すインディーズ作品。
「デイアンドナイト」「新聞記者」に続いていくような空気感を感じ取れる良作だった。
序盤の登場人物の関係性がわかりづらいのと、どういう境遇の人なのか…
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